ホテル飲み(◎) ページ6
今はKing Gnuのツアー真っ只中。
それに伴い、昨日から前乗りして今日は2日目。
ライブ自体は明後日からスタート。
メンバーの皆んなは今会場でリハーサルやってて、本当だったら私もそれについてく予定だったんだけど、大学の課題が、、、笑
理くんには最後まで「えーーAこれないの!えーー来てよ!!」ってずっと言われてたけど、和くんがそれを宥めてくれて、私は1人自分の部屋で課題をやってます。
今の時間は16時。
自分の課題は終わって、メンバーもリハーサル終わったからもう少しでホテル戻ってくると連絡が入ってた。
それからはテレビ見たりゴロゴロして皆んなが帰ってくるのを待つ。
一緒にご飯食べるとかそんな話は特に出てないけど、いつもの流れでそーなるかなって。
少し時間が経ちゆっくりしてると、大希くんから電話がかかってきた。
常「もしもし」
A「もしもし。お疲れ様〜」
「疲れたわ〜」なんて言ってる大希くんは、いいライブが出来そうなのか少し嬉しそう。
常「今日さ、和輝とせきゆーはスタッフと飲み行くんだって。で、理はこっちの友達に会うらしくて。俺は少し歌詞考えたかったからホテル戻るんだけど、一緒に飲まね?」
この前言ってたのが本当になった。
ツアーある時一緒にホテルで飲もうなって話。
正直、その場の冗談だと思ってたから少しびっくりした。
A「…ふたり??」
常「おう。なにホテルの部屋で2人だから意識でもしてんの?」
大希くんは、私の心を目で見えてるかのように私のそのままの気持ちを口にする。
A「…い、いや?別に。」
常「ふ、まーいいや。じゃー俺風呂とか入りたいから1時間半後に俺の部屋来て。隣ね。」
A「、、りょーかいしました」
今までも2人で飲むとか2人になる空間なんていくらでもあったけど、ホテルっていう単語がどーしても頭に浮かんでしまう。
でもここで変に意識したら逆に変だよねとか言い聞かせて、少し冷静になるために私もシャワー浴びてから大希くんの部屋に行こうかな。
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作者名:きなこもち | 作成日時:2023年10月3日 1時