・ ページ28
軽くスーパーに寄って食材買って、剛さんの家に到着。
剛さんにはソファーで休んでなって言われたけど、流石にご飯は私が作ることに。
2人でご飯食べて、そのあとは先に私がお風呂に入らせてもらった。
A「上がったよ〜」
綾「…ふは、俺の服じゃ流石にでかいな」
剛さんの服を貸してもらったから、袖口が余ってびろーんと下に垂れてる。
綾「冷凍庫にアイスあるから食べたかったら食べてな」
剛さんがお風呂に向かう途中、耳元で「俺の服着てるAかわいいよ」なんて言うから、お風呂であったまったはずの私の体温がさらに上がる。
その上がった体温を下げようと言われた通り冷凍庫からアイスを取って、私の好きな俳優が出てるドラマを見ながら少しずつ食べる。
少し眠くなってきたなと思ってると、ほっぺをつんつんされる感覚を感じる。
綾「眠いの？？」
お風呂から上がったのだろうか。
A「ん〜、眠くない。」
綾「…よし、歯磨いてベット行って寝ようか笑」
テレビを消されて、洗面台まで抱っこされて、私は寝ぼけながら歯を磨く。
うがいをし終わって、剛さんのうがいが終わるのを待ってると、「ちゃんと口ふきなさい」と言ってティッシュで口周りを優しく拭かれる。
全部剛さんがやってくれて、当たり前のようにベットにも抱っこで連れて行ってくれる。
A「…大きいベット」
綾「そだよ、だからゆっくり寝なね。」
安心感からか、剛さんがお風呂から上がる前から本当は眠くて、抱っこで余計眠気に襲われる。
ベットに優しく降ろされたかと思うと、毛布までかけてくれて。
A「剛さん、優しすぎ。…だいす、、き」
綾「ねむそ。ぎゅーして寝る？」
A「う、ん…」
優しくぎゅーしてくれて、剛さんの胸にピタッとくっつくと少し心臓の音が早い気がする。
でもなんだか今はそれさえも気持ちよくて、私も背中に腕を回して背中のパジャマを少し握る。
綾「…おやすみ」
綾(あーー、我慢我慢。手出したら終わり。)
気づいたら僅かなカーテンの隙間からは朝日が覗いてて朝だと気づく。
A「…ん、あさ？」
隣の剛さんはすやすやと寝てて、目の下には少し隈があって仕事が忙しいんだろうなと私でも分かる。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 101人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：きなこもち | 作成日時：2023年10月3日 1時
