・ ページ24
ずるいじゃん。そんなの。
常「…嬉しそう笑」
A「…だって、大希くんとお揃いだもん。」
大希くんの腕の中で顔と顔を合わせて会話する私たち。
常「お揃いなんていくらでも買ってやるわ」
「じゃーお揃いのスニーカー欲しい!」とか「これは何ピクミン?」とか話してたら、次の人が来た。
ちなみに大希くんの予想では、和輝くんはお菓子持っててそれ以外は完全に忘れていると、、。
勢「はよー」
A「トリックオアトリート!!お菓子くれなきゃいたずらするぞ!」
大希くんと同じようなリアクションでびっくりするせきゆー。
勢「…っ、びっくりしたー笑」
「お菓子!お菓子!」って言ってせきゆーのことを急かしながら、さっき大希くんにもらったピクミンを人差し指にかけながらカゴを前に出す。
勢「あ、今日ハロウィンか。お菓子なんて待ってないよ〜」
常「ほら言った。そもそもハロウィンってことすら覚えてねーって。」
もーなんでみんなして忘れてるの。悲しい。
A「なんで〜。大希くんよりは期待してたのに。」
少し後ろから「おい」って聞こえたけどそれは無視。
勢「じゃーあとで好きなだけコンビニスイーツ買ってあげる。」
A「…え!いいの!?最高!大好きせきゆー」
はたまた後ろから「単純」って聞こえたけど無視。
ピクミンも褒めてもらっちゃって、せきゆーと一緒にピクミンごっこをする。
次は和輝くんかなぁ。理くんは大体いっつも最後だから。
新「おはよ〜Aいる?」
ほらやっぱり和輝くんだ。
A「はーい。和輝くんハッピーハロウィン!!」
新「うんハッピーハロウィン。これお菓子あげる。」
うわ、最高。できた男ですよこの新井和輝。
和輝くんに渡されたのはお菓子の詰め合わせ。
私が好きなやつも和輝くんが好きなやつもいっぱい入ってて、「一緒に食べようね」だって。
もー大好き。大好きだからつい抱きついちゃう。
A「…和輝くん大好き。」
新「うわ、告白されちゃった。俺も〜」
優しく抱きしめ返してくれる和輝くん。一言で最高。
新「俺だけ?ハロウィン覚えててお菓子準備してたの」
101人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:きなこもち | 作成日時:2023年10月3日 1時