・ ページ19
2人して間抜けな顔で大希くんのことを見る。
井「次俺じゃないの？？」
A「次理くんじゃないの？？」
和輝くんはきもちよさそーに伸びをしてスッキリした顔で立ち上がる。
常「もー男は和輝で飽きた。次はA。いっぱいやってあげる。」
「えーーーーなんで！！」って1人で叫んでる理くんを横目にマウント取りながら、うっきうきでソファーに横になる。
井「Aに鼻で笑われたんだけど！」
新「…どんまい」
こちらも鼻で笑いながら理くんの肩に手を置く和輝くん。
A「お願いしまーす」
今度は泣き真似をしだした理くんだけど、後で慰めてあげようと思いながら、大希くんに一言告げる。
常「上、乗っていい？」
私が「いいよー」というと、大希くんは私のお尻あたりに跨って、腰にタオルをかけると優しくマッサージをし始めた。
A「え、めっちゃ上手くない？？」
新「いや、ほんとにそれ」
力加減とか痛いポイントとかめっちゃ丁度良くて、ずっとされてたら寝ちゃうやつ。これ。
常「まじ？嬉しいわ」
井「…色んな女の子にやってあげてるんじゃない。」
あ、理くん拗ねてる。
口がとんがってる。
常「なわけねーだろ、女にマッサージなんてAが初めてだわ。怒んなって理。」
せきゆーがなだめてあげて、また泣き真似し始める理くん。
身長は高くて大きいのに、かわいい。
常「もう少し力いれていい？」
A「うん、ありがと〜」
さっきから肩とか背中まで満遍なくマッサージしてくれるから、少し眠くなってきた。
A「…ん」
少しだけ力が強くなったから、息が漏れてしまう。
A「……んぅ、きもち、いい」
少しの間、スタジオに沈黙がはしる。
A「…あっ、そこ。…ん、すき」
井「、、、ちょ、たんま！アウトでしょ！！」
なんで？と思って顔を上げると、顔を真っ赤にした理くん。
それにせきゆーと和輝くんまで。
大希くんは？とそちらに顔を向けると、少しにやにやしながら私の腰を優しく撫でてる。
A「なにが？」
常「なんで？」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 101人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：きなこもち | 作成日時：2023年10月3日 1時
