＃４０ . ページ40
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MH「だから言ったじゃん」
ふわり、大好きな彼の声。
男の子達の声しか聞こえなかったはずなのに、足がガクガクと震え始めたはずなのに…。
彼が優しく抱きしめてくれるだけで、こんなにも安心して、涙がこぼれ落ちそうになる。
MH「俺も、誘われてるようにしか思えない」
本当バカ、と、付け足して。
ミンハオは羽織っていたアイドル部のジャージを私に着せてくれる。
MH「着てて。絶対。返さなくていいから。」
ぐしゃぐしゃとぶっきらぼうに頭を撫でて、もう一度私を引き寄せる。
ミンハオの匂い、そして温もり。
それだけでじんわりと心が温たまり、思わず彼の胸に顔を埋めた。
MH「…今日、俺の家寄って」
貴「え？」
MH「寄って。」
貴「そ、れって…？」
…感動のきゅんきゅんシーンだったはず。
突如、彼の目が鋭くなって、R １８の方向へ。
まさかの狼ハオ君登場に、私も周りのきぃちゃん達も顔真っ赤です。
貴「それって、そーゆー事だよね？」
MH「それ以外に何かありますか」
貴「あると思うよ！？探せば！！」
MH「探すな」
忘れてた。
彼が拗ねている事、独占欲が少し強めな事、完全に忘れてた。
貴「えっと…私たち受験生だからお勉強しましょ？」
MH「保健体育」
貴「言うと思った…」
ミンハオはたまに頑固。
この日の放課後。
彼にみっちり保健体育を体に教え込まれた事。
そして翌日、腰が激痛だった事は言うまでもない。
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〜おまけ〜
「ご、ごめんなさ」
MH「聞こえない」
「「「ごめんなさい！！！！」」」
MH「次はないから」
ミンハオが男子達に��お礼参り��をした事。
そして、
YN「今度寝たらそのまま起きなくていいですよ〜♡」(訳：死 ね)
ユアンちゃんが金属バットを振り回しながら男子達を追いかけ回した事を、Aは知る由もないのであった。
貴「あれ？ユアンちゃんどこ行ってたの？」
YN「あは♡ちょっとね♡」
貴「えっ！？怪我してる！？ユアンちゃんその赤いの何！？」
YN「ただの返り血だから気にしないで！♡」
貴「かえっ……は？」
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蜜柑 - 今読んでたらユアンちゃんが誰かと付き合うってミンハオたちでダブルデート、！！っていう妄想が止まらなすぎて弟にキモいといわれてしまった姉です、、、 (2019年10月27日 19時) (
レス) id: e61eef4724 (このIDを非表示/違反報告)
ボボベイビー(プロフ) - MIYAVIさん» 最近の私の楽しみはMIYAVI様のお話を見返すのが楽しみになっており、日常と化しております←← (2019年7月20日 7時) (レス) id: 7bffe492a2 (このIDを非表示/違反報告)
MIYAVI(プロフ) - ボボベイビーさん» 見返してくれるとこ有難いです好きです（真顔） (2019年7月20日 0時) (レス) id: a7bc1f7132 (このIDを非表示/違反報告)
ボボベイビー(プロフ) - あ、見返して今、イ チャンのくせにできぃちゃんって呼ばれてる理由がわかったw (2019年7月19日 20時) (レス) id: 7bffe492a2 (このIDを非表示/違反報告)
MIYAVI(プロフ) - ちゃみさん» コメントありがとうございます！ハオ君シリーズ長編で申し訳ないです…楽しんで頂いてるだなんて本当に光栄です(;-;) (2019年5月10日 20時) (レス) id: a7bc1f7132 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：MIYAVI
| 作成日時：2019年1月17日 12時
