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#37【学園祭のお話】 ページ37

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3日間に分けて行われる学園祭が始まったけれど、時が過ぎるのはあっという間。
1日目は友達と回って、2日目はミンハオとのんびり学園祭デートして…。

もう今日が最終日。




貴「楽しかったなぁ…」




ポツリ、独り言を呟けば、周りのみんなが頷く。
この後の予定といえば、彼氏であるミンハオの高校生活最後のステージを講堂まで見に行って…





貴「ぬぁああぁあ!!!」

友「なに急に怖い」





ボケッと頬杖をついていた自分を殴り飛ばしたい。
急いで立ち上がった途端、膝を机にぶつけたけれど、それどころでは無い。




YN「Aちゃん!?急いで!?」



丁度良いところにユアンちゃんも合流し。
彼女に腕を引っ張られながら、私は講堂の舞台袖へと駆け込んだ。







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MH「…なにその格好」


ミンハオが私の姿を見た途端に眉を寄せる。
それもそのはず、私は今まるでステージに立つ格好をしているのだから。
まるでステージに立つ、というよりも立つんだけどね。




MG「あれ?ミンハオ聞いてないの?」

SM「わ!A可愛いじゃん!」




ミンギュとソクミナが顔を覗かせて、私とミンハオを交互に見る。





MH「なに?どういう事?」

MG「学園祭実行部で、ヨジャアイドル部の復活ステージ企画があったでしょ?」

SM「それにAが選ばれたんだよ!
あれ?A言ってないの?」

MH「一言も聞いてない」

貴「一言も言ってない」





ピキッ!と固まるその場の空気。
誤魔化すように笑えば、あからさまにイラついた様子のミンハオが私の頰をつまむ。





貴「いだだだだ…」

MH「普通彼氏に言うだろ」

貴「か、彼氏…!」





照れるタイミングを間違えたらしい。
思いっきり力を入れて頰を引っ張るミンハオさんが恐ろしいです。






貴「ご、ごめんなさい!
言おうとしたけど、この格好見たら流石のミンハオも怒るかなって!」

MH「怒るに決まってる。これはまじでバカ。露出しすぎ。」

貴「いだだだだっ!」






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蜜柑 - 今読んでたらユアンちゃんが誰かと付き合うってミンハオたちでダブルデート、!!っていう妄想が止まらなすぎて弟にキモいといわれてしまった姉です、、、 (2019年10月27日 19時) (レス) id: e61eef4724 (このIDを非表示/違反報告)
ボボベイビー(プロフ) - MIYAVIさん» 最近の私の楽しみはMIYAVI様のお話を見返すのが楽しみになっており、日常と化しております←← (2019年7月20日 7時) (レス) id: 7bffe492a2 (このIDを非表示/違反報告)
MIYAVI(プロフ) - ボボベイビーさん» 見返してくれるとこ有難いです好きです(真顔) (2019年7月20日 0時) (レス) id: a7bc1f7132 (このIDを非表示/違反報告)
ボボベイビー(プロフ) - あ、見返して今、イ チャンのくせにできぃちゃんって呼ばれてる理由がわかったw (2019年7月19日 20時) (レス) id: 7bffe492a2 (このIDを非表示/違反報告)
MIYAVI(プロフ) - ちゃみさん» コメントありがとうございます!ハオ君シリーズ長編で申し訳ないです…楽しんで頂いてるだなんて本当に光栄です(;-;) (2019年5月10日 20時) (レス) id: a7bc1f7132 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:MIYAVI | 作成日時:2019年1月17日 12時

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