＃３０＊【彼氏の家にお泊まりするお話】 ページ30
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デート中、急に降り出す雨。
あっという間にずぶ濡れになって、
MH「俺ん家近いし、来る？」
この言葉に甘えて、彼氏が一人暮らししているアパートへお邪魔する。
外はまだ雨。
止みそうな気配もなく、逆に雨脚は強まって雷も鳴り出す始末。
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MH「…泊まってけば？」
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彼氏の一言。
断る理由は、ありません。
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貴「おいちょ待てよ」
キ◯タク風に独り言。
浴槽に浸かり、ぶくぶくと沈みながら脳内緊急会議。
こんな少女漫画あるあるみたいな出来事、心臓が持つはずがない。
洋服はビチャビチャだから、この後はミンハオのシャツを借りるし…。
憧れの��彼シャツ��に胸が踊り、同時に良からぬ妄想ばかりが脳内を埋め尽くす。
え、だって彼シャツでさ、彼女はお風呂あがりよ？
こう…彼氏が…狼に…っていう奴がお決まりじゃん？お決まりだよね！？
貴「え、ちょ、どうしよ」
バシャバシャと水面を叩き、パニック状態。
最近太ったけどどうしよう、とか。
やっぱり痛いのかな、とか。
A◯でも見て勉強すれば良かった！？とか。
貴「うひゃぁあぁああ…」
風呂場の鏡に映る私は、真っ赤。
のぼせた事にしておこう。
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お風呂から出れば、着替えを済ませたミンハオがベットに横たわってる。
貴「お風呂ありがとう…」
ドクドクと激しく波打つ心臓を落ち着けながら部屋に入るけど、
彼は、ん〜、とゆるい返事だけで、私に目もくれない。
貴「お風呂入らないの？」
MH「もう乾いたからいい」
視線はまだまだ、スマホの画面。
緊張してるのは、どうやら私だけ。
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蜜柑 - 今読んでたらユアンちゃんが誰かと付き合うってミンハオたちでダブルデート、！！っていう妄想が止まらなすぎて弟にキモいといわれてしまった姉です、、、 (2019年10月27日 19時) (
レス) id: e61eef4724 (このIDを非表示/違反報告)
ボボベイビー(プロフ) - MIYAVIさん» 最近の私の楽しみはMIYAVI様のお話を見返すのが楽しみになっており、日常と化しております←← (2019年7月20日 7時) (レス) id: 7bffe492a2 (このIDを非表示/違反報告)
MIYAVI(プロフ) - ボボベイビーさん» 見返してくれるとこ有難いです好きです（真顔） (2019年7月20日 0時) (レス) id: a7bc1f7132 (このIDを非表示/違反報告)
ボボベイビー(プロフ) - あ、見返して今、イ チャンのくせにできぃちゃんって呼ばれてる理由がわかったw (2019年7月19日 20時) (レス) id: 7bffe492a2 (このIDを非表示/違反報告)
MIYAVI(プロフ) - ちゃみさん» コメントありがとうございます！ハオ君シリーズ長編で申し訳ないです…楽しんで頂いてるだなんて本当に光栄です(;-;) (2019年5月10日 20時) (レス) id: a7bc1f7132 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：MIYAVI
| 作成日時：2019年1月17日 12時
