可愛いくない！ハオ君〜リターンズ〜

＃１９＊ . ページ19

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ポロリと、私の頰を伝う涙はそのままミンハオの肩に滲んでいって…。




MH「俺、俺が思ってる以上にお前のこと好きみたい」




滅多に言わない事言うから、ついには両目から溢れ出して。





貴「大学…頑張って欲しいのに…応援したくないよ…っ…」




本音も少しだけ、漏れてしまって。
ごめんね、と謝るけれど、その声は小さ過ぎて届いていない。





MH「泣き虫」

貴「分かってる」

MH「せっかくの花見なのにさ〜」

貴「分かってる…」





優しく、いつもみたいに。
彼は私の顔を覗き込んで、ソッと涙を拭ってくれる。

ヒラリと、２人の間を舞い降りてく桜の花びらが妙に美しくて…





貴「ミンハオと桜見れて良かった…」

MH「ん、俺も」





どちらからともなく、顔を近づけた。
２人の距離は、０センチ。






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SC「若いなあいつら」

JH「スンチョラ顔にやけ過ぎ」

JS「ハニも、なんかすごく悪い顔してるよ？」

JN「告白する時あんなにウジウジしてたくせに！！」

SN「ヤハ！！生チュー！！！」

WN「大学生にもなって、キス見て騒ぐとか…
お、ジフナ顔真っ赤…」

WZ「うるせぇ」

MG「というか俺たち、完全出て行くタイミング逃しましたよね？」

SM「本当、仲良いよねあの２人…」

SG「仲良いというか、相変わらずバカップ……ユアン先輩！キスしてる所を写真に撮るのはちょっと…！！
ハンソラ！そっちの腕捕まえて！！」

VN「あ、うん！」

CH「ミンハオヒョンとA先輩、幸せそうだなぁ〜」

JH「うちのマンネはAに一目惚れしちゃったもんね〜♡」

CH「そ、そうですけど！！今は違いますし！！！」

JN「え！一目惚れしてたの！？ミンハオに言っていい！？」

CH「ダメに決まってるじゃないですか！！
俺殺されますよ！！？？」





アイドル部御一行様、出て行くタイミングを逃してしまう問題発生中。

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