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「お兄さんが連れて来いって？」
なるほど、ふむふむ。……と。
気まずい空気に包まれた教室から私を連れ出し、優しく話を聞いてくれたハンソル君。
「OK、行こっか」
素晴らしい発音と共に、立ち上がる。
『え、あ、今から？』
「うんそう、今から」
『えっ………え、今から？』
「俺も早く会いたいし」
けろりんちょ。
涼しい顔して、お兄さん何組なの？Aさんお兄さん居たんだねー、って。
【今日中に見せに来ないと怒るからね】
ピコン、兄からのカトク知らせる通知音。
うっ……と怯めば、ハンソル君がひょっこり覗いて、
「今から行きますって伝えて」
『え、むり！やだ！いやだ！』
「なんで？Aさん怒られちゃうよ」
『いいよ別に！！怒られても』
「俺がヤダ」
『ヤダってそんな…』
駄々っ子のように。
むっ！とした顔をして、今から行く！と言い張るハンソル君に。
『会って何するのさぁ……』
半ばズルズルと引きずられながら。
私はベソベソ、愚痴を漏らすのであった。
________
_________________
__________________________
『こちらオッパです』
MG「どうもオッパです」
３年の教室。
しぶしぶ兄を呼び出し指させば、
ハンソル君はパチパチ、驚いたように瞬きを繰り返す。
「………みんぎゅひょん、？」
MG「は？お前にヒョンと呼ばれる筋合いは……え、あ、ハンソル？」
「え、なんでヒョンここに？」
MG「ヤー、お前こそ何で……」
頭の上、みんな一斉にハテナマーク。
知り合いなの？とハンソル君に尋ねれば、「部活の先輩…」って、これまたけろりんちょ。
MG「えっ……」
「おー……」
『……』
なんとも気まずい空気感。
チラチラ、２人に視線移せば…
「「なら、話は早いね」」
２人同時、にっこり微笑んだ。
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リリィ - え！？え！？まだまだ先があってもおかしく無いのに終わってしまった、、続き気になるのに終わっちゃった、、涙 (12月17日 0時) (
レス) @page40 id: 9fb18e58d9 (このIDを非表示/違反報告)
なの(プロフ) - めちゃくちゃ話の内容が気になりすぎて、終わり、の3文字を見た瞬間本当に叫んでしまった午前2時。ほんとにめちゃくちゃ最高です。あの、ほんとに、この先の展開が最高に楽しみです。 (8月8日 23時) (レス) @page40 id: c8ce101485 (このIDを非表示/違反報告)
屋久屋 - めっちゃ好きです！良い所まで来ていて更新お願いしたいです(＞＜)欲言っちゃってすみませんっ。でもめっちゃ気になります！頑張ってください🫶 (2022年10月15日 14時) (レス) @page40 id: dd4c02f499 (このIDを非表示/違反報告)
MIYAVI(プロフ) - yummy0711さん» yummy0711さん！コメントありがとうございます☺︎キュンキュンしっぱなしだなんて嬉しすぎてにやけましたありがとうございます。これからもキュンキュン通り越してギュンギュンしていただけるよう全力を尽くします（ ; ; ） (2022年6月14日 21時) (レス) id: a7bc1f7132 (このIDを非表示/違反報告)
yummy0711(プロフ) - MIYAVIさん、初めまして。いつも楽しく読ませていただいております。お話の続き大変面白く、キュンキュンしっぱなしでした。日常生活もあり、大変だとは思いますが、これからも頑張ってください！応援しています。 (2022年6月14日 10時) (レス) @page37 id: 9293c54bc3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：MIYAVI
| 作成日時：2020年5月14日 10時
