＃３２ ページ32
MG「やっほ、ヌナ」
貴「…あ、うん」
日常と化した溜まり場への出入り。
ただ、いつもと違うのはニコニコ顔のミンギュが出迎えてくれた事。
貴「なんか久しぶりだね、」
MG「うん！俺がヌナの事避けてたからね！」
貴「サラッと…言ったね…」
ニコニコ顔のミンギュ君、あっ…と口を手で覆いますが遅いです。非常に遅いです。
うん、分かってた。分かってたよ？
あからさまに私の事避けてたもんね君！！
MG「…俺さ、ヌナの事見る度にイライラしてさ」
貴「おぉ…」
MG「ヌナがここに居る事が、なんか嫌だった」
貴「…」
眉をシュン…と下げて。
辛そうに苦笑いするミンギュ。
辛いのはこっちだよ！これでもガラスのハート(仮)なんだぞ！！と叫びたくなったけれど、
MG「でもそれは全部、ヌナの事が好きだから。
俺が勝手に嫉妬してただけだった。」
ふんわり、微笑む彼に。
思わず口を噤んでしまった。
MG「ヌナがヒョンに笑いかける度に、モヤモヤしてた。俺のものにならないかなって、そんな事ばっか考えてた。」
貴「ミ、ンギュ…」
MG「ねぇ、ヌナ。
昨日は抱かれたの？ヒョンに、抱かれたの？」
貴「っ…」
MG「分かってるよ、自分でも酷い顔してるの。
今、ここがすっごい痛いんだもん。」
辛そうに、無理矢理口角を上げて。
胸を片手で押さえるミンギュ。
うっすらと。
彼の瞳に浮かぶ涙に、声にならない悲鳴が迫り上がる。
MG「…俺、ヌナの事が好き。
誰よりも絶対、ヌナの事が好きだよ。」
ただひたすら、真っ直ぐに。
MG「…足掻いてみるよ、俺」
最後にもう一度微笑んで、彼は溜まり場を静かに後にした。
.
.
.
SC「どうした」
貴「え？」
幹部室のソファの上。
隣に座ってたスンチョルが私の肩を抱き寄せる。
何でもないよ！と笑ってみせた私を数秒間私を見つめた後、鼻に軽くキスをして満足そうに彼は微笑む。
SC「下手くそすぎじゃね？」
貴「何が？」
SC「嘘が」
貴「え''。」
ガチっと、固まる私の体。
やばいやばいと頭の中がパニックになって、ただひたすら冷や汗が垂れる。
SC「抱き殺されたいですか」
貴「なんでそうなる」
SC「よし、犯す」
貴「なんで！？」
バタバタ抵抗しても、この人には敵わない。
あっという間に口を塞がれ…。
秘部に触れられる手に感じてしまう、自分の体が恨めしい。
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MIYAVI(プロフ) - 蒼空さん» ただいまです！コメントありがとうございます(;×;)お待たせした分、ドシドシ更新しますのでお付き合いくだされば幸いです… (2019年6月12日 11時) (
レス) id: a7bc1f7132 (このIDを非表示/違反報告)
蒼空 - MIYAVIさん!おかえりなさい。これからも更新待ってます (2019年6月12日 4時) (レス) id: f7a6a0cd8a (このIDを非表示/違反報告)
MIYAVI(プロフ) - ricoh19さん» ポッキーは鼻から食べましょうね^ ^ 頑張ります！ありがとうございます！！ (2019年6月11日 21時) (レス) id: a7bc1f7132 (このIDを非表示/違反報告)
ricoh19(プロフ) - MIYAVIさん» 会いたいだなんて、嬉しすぎてポッキー耳から食べれそうです。私とも結婚してー…ファイトー！！ (2019年6月10日 20時) (レス) id: 7bffe492a2 (このIDを非表示/違反報告)
MIYAVI(プロフ) - いつきさん» 全力でただいまハニー状態です。何言ってるんですか結婚してるじゃないですか私たち（ごめんなさい）お待たせした分色々とご用意したので、ピーナッツは是非鼻から食べてください！ (2019年6月10日 18時) (レス) id: a7bc1f7132 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：MIYAVI
| 作成日時：2019年3月15日 7時
