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#21 ページ21

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色っぽいリップ音の後、離れる距離。
ドクドクと波打つ鼓動を見透かしたように、スンチョルは微笑む。





SC「受け入れたってことは……いいわけ?」

貴「…そ、うなりますかね」

SC「…よっしゃ」





小さく、ガッツポーズ。
目をいっぱいに細めて、私の頬を両手で挟む。





SC「俺、好きな女に手出すの早いから」

貴「え?」





彼の言葉の意味を理解するのに、あと1秒。
頭をガッチリホールドされ、噛み付くようにキスをされ。





貴「や、ちょ、」

SC「えっろ」

貴「やだやだやだ!」






抵抗も虚しく、隅々まで彼に愛された。






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乱れた制服を整えてる最中。
閉まっていたドアが少し乱暴に開く。





MG「…え"。」

WN「うわ、取り込んでたのかよ」





ミンギュとウォヌがご登場。
あからさまに行為後の私達を見て、顔をひきつらせる。






MG「え、嘘。なんで?なんで?」

SC「正式に俺のものになりました」

WN「ヒョン、本気だったんだ」

SC「ん?んー…まぁね」







固まってるミンギュ。
スンチョルはベルトをカチャカチャと締めながら、私の方にゆっくり振り向く。






SC「初めてだった?」

貴「…」

SC「ごめん、激しくしすぎた。」






腰が痛くて動けない私。
眉を下げながら私を抱き抱える彼に、顔が熱くなる。






WN「…お熱い」

SC「だろ?」

WN「お願いだから東の溜まり場でヤ るのは止めてね」

SC「断る」






私を抱き抱えたまま、歩き出すスンチョル。
ウォヌが頭を抱えているのが眼に映る。





MG「…」





そして、どこか苦しそうに私を見つめるミンギュの姿も。






MG「なんで…」






彼の瞳に涙が滲んでいるように見えたのは、きっと気のせい。

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MIYAVI(プロフ) - 蒼空さん» ただいまです!コメントありがとうございます(;×;)お待たせした分、ドシドシ更新しますのでお付き合いくだされば幸いです… (2019年6月12日 11時) (レス) id: a7bc1f7132 (このIDを非表示/違反報告)
蒼空 - MIYAVIさん!おかえりなさい。これからも更新待ってます (2019年6月12日 4時) (レス) id: f7a6a0cd8a (このIDを非表示/違反報告)
MIYAVI(プロフ) - ricoh19さん» ポッキーは鼻から食べましょうね^ ^ 頑張ります!ありがとうございます!! (2019年6月11日 21時) (レス) id: a7bc1f7132 (このIDを非表示/違反報告)
ricoh19(プロフ) - MIYAVIさん» 会いたいだなんて、嬉しすぎてポッキー耳から食べれそうです。私とも結婚してー…ファイトー!! (2019年6月10日 20時) (レス) id: 7bffe492a2 (このIDを非表示/違反報告)
MIYAVI(プロフ) - いつきさん» 全力でただいまハニー状態です。何言ってるんですか結婚してるじゃないですか私たち(ごめんなさい)お待たせした分色々とご用意したので、ピーナッツは是非鼻から食べてください! (2019年6月10日 18時) (レス) id: a7bc1f7132 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:MIYAVI | 作成日時:2019年3月15日 7時

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