Story【シウちゃんからのお話】 ページ45
(シウside)
爆音、歓声、熱気に包まれた会場。
その裏側、メイクルーム。
バタバタと走り回るスタッフさん達。
そして、
スタッフ「win-winさん出番まで残り10秒です!」
『はい!…シウ行くよ!』
シウ「うん!」
着替え終わった僕たち。
急いで準備された位置につき、ステージが上がるのを待機。
SEVENTEEN と win-win の合同コンサート初日。
2年ぶりとなるヒョン達との合同コンサートステージに、胸の高鳴りは治りそうな様子はない。
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SN「お疲れ〜!」
シウ「終わったぁ…!!」
汗だくのまま、ニカっと眩しく笑うスニョニヒョンとハイタッチ。
アレだけ踊ったのによく立っていれるよね、尊敬するよ本当。
『足…死ぬ…』
我らがミオヌナ。
パンプスをポイっと脱ぎ捨ててその場にヘタリ込む。
いたずら心半分、えいっ!とふくらはぎを突つけば、あうっ!と変な声を出した。
SN「なんか…今の声…」
JN「クォン スニョン、声が小さい。
言いたいことあるならハッキリ言いなよ」
SN「ごめんなさい」
ニヤつくスニョニヒョンを、ジュニヒョンは見逃さない。
あの完璧な顔面を優しく綻ばせて、だけど口調はハッキリと。
JN「なんで?言いなよ、ホラ」
SN「ヤダよ言ったらジュナ怖くなるだろ」
見える。見えるぞ黒いオーラが。
ニコニコしてるのがもの凄く恐ろしい。
JN「別に怖くならないよ。ホラ、言ってみて?」
SN「えっと、だから……今のミオの声が喘ぎ声みた……ごめんってジュナ!!ごめん!!!」
JN「逃げんな」
SN「ごめんって!!!!」
まぁそりゃあ。
自分の彼女で変な妄想されたら、いくらメンバーと言えど腹立つよね。
いやでもまぁうん。
アレだけ踊ってなんで走り回れるのか実に謎。
『シウちゃん、足揉んで…?』
シウ「あ、うん。……こう?」
『っ…そこ……良いっ…』
いやでもまぁうん。
これは嫌でも変な妄想しちゃうよね。
この声は本当に喘ぎ
JN「シウ、肩揉んであげる」
シウ「え?ジュニヒョ、ちょ、ちょまっ…あだだだだだ!?」
…ごめんなさい。
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愛凛 - この小説のジュンくんが好きすぎて他の小説に行けなそうです。ありがとうございます。 (2021年10月3日 8時) (レス) @page50 id: 5572f60dc6 (このIDを非表示/違反報告)
MIYAVI(プロフ) - 瑪瑙さん» えーただいましっかりと受け取りました。瑪瑙さんからの元気いっぱいの誓いの言葉。光栄すぎて鼻毛飛び出ましたどうしてくれるんですか(汚くてごめんなさい)最後までお付き合いくださったことも本当に嬉しいです。ありがとうございます( ; ; ) (2020年4月22日 22時) (レス) id: a7bc1f7132 (このIDを非表示/違反報告)
MIYAVI(プロフ) - ハナさん» ハナさん…!前編だけでなく続編までも一気に読んでくださったんですね( ; ; )本当に本当に嬉しいです…!ありがとうございます!ミオジュンシッパー…!光栄すぎます…(TT) (2020年4月22日 22時) (レス) id: a7bc1f7132 (このIDを非表示/違反報告)
MIYAVI(プロフ) - 栞奈さん» 嬉しくて今にも栞奈さんの元へと舞い落ちていきそうです。ありがとうございます(TT) (2020年4月22日 22時) (レス) id: a7bc1f7132 (このIDを非表示/違反報告)
瑪瑙(プロフ) - 宣誓!私は!今後一生ミオジュンと中華マフィア様を推していくことを誓います!(突然失礼しました) (2020年4月22日 15時) (レス) id: 17f4ccf88a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:MIYAVI | 作成日時:2019年1月23日 22時