【とんかつとミオ】 ページ17
SC「ミオや!おいで!映画観よう!」
珍しいオフの日。
お昼ご飯の片付けをしていれば、リビングからスンチョル兄さんの声。
『はーい』
返事はするけれど、今は目の前の食器の山を片付けたい。
…しかし、その5分後。
SC「ほら!洗い物なんて後でいいって!」
ニコニコ顔の兄さんに強制連行。
うぁあ〜…と、そのままリビングへ引きずられてった。
早く観たいから俺も手伝うよ?的な思考は持ち合わせていないのだろうか。
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『昼間からお酒!?』
SC「良いじゃん!な?」
目の前には、既にほろ酔いの兄さん方が数名。
ちなみに私の彼氏さんはもう既に寝てます。早いわ。
『あの…まだ昼間だよ?』
SC「だから良いんじゃん!」
『……太っても知らないからね』
お酒を両手に持って、頰にくっ付ける兄さん。
あまりにも無邪気で計算高くて可愛らしいその姿に、思わず目をそらす私。
SC「ヤー!可愛い!」
『兄さんもね』
嬉しそうに、ぐしゃぐしゃと頭を撫でてくれる。
ほれ、ミオも飲みな?ってお酒を差し出すけれど、流石に遠慮します。
だってまだ昼間だよ?昼間なんだよ?
SC「ミオ〜一杯だけオッパに付き合ってよ〜」
上目遣いで、ね?と首を傾げる兄さんは…確信犯。
『……一杯だけね』
SC「よっしゃ!」
ガッツポーズする姿は、まるで子供です。
『あ、そういえば…今日のご飯は誰が作るの?』
MG「キムミンギュ亭、営業休止中です」
ソイ「ヌナのご飯が食べたいでーす!」
SC「ミオ!よろしく!」
『ミンギュ兄さん意地悪。
ソイちゃんありがとう、ヌナ嬉しいよ。
とんかちゅリーダー、あなたは強制的に手伝わせます。』
SC「あ〜とんかつ食べたくなってきたな〜」
…これから兄さんの事をとんかつと呼ぶのはやめにする。
SC「おいみんな!今日とんかつだって!」
SN「まっじで!?」
WZ「俺一番でかいの予約」
CH「やったー!!」
誰がこの状況で、作りたくない等と言えるだろうか。
MG「…手伝うよ」
ロゼ「ヌナ?俺も手伝うから…」
苦笑いのミンギュ兄さんと、弟ロゼは本当に優しい人。
一番美味しくできたのは君たちにあげますね。
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愛凛 - この小説のジュンくんが好きすぎて他の小説に行けなそうです。ありがとうございます。 (2021年10月3日 8時) (レス) @page50 id: 5572f60dc6 (このIDを非表示/違反報告)
MIYAVI(プロフ) - 瑪瑙さん» えーただいましっかりと受け取りました。瑪瑙さんからの元気いっぱいの誓いの言葉。光栄すぎて鼻毛飛び出ましたどうしてくれるんですか(汚くてごめんなさい)最後までお付き合いくださったことも本当に嬉しいです。ありがとうございます( ; ; ) (2020年4月22日 22時) (レス) id: a7bc1f7132 (このIDを非表示/違反報告)
MIYAVI(プロフ) - ハナさん» ハナさん…!前編だけでなく続編までも一気に読んでくださったんですね( ; ; )本当に本当に嬉しいです…!ありがとうございます!ミオジュンシッパー…!光栄すぎます…(TT) (2020年4月22日 22時) (レス) id: a7bc1f7132 (このIDを非表示/違反報告)
MIYAVI(プロフ) - 栞奈さん» 嬉しくて今にも栞奈さんの元へと舞い落ちていきそうです。ありがとうございます(TT) (2020年4月22日 22時) (レス) id: a7bc1f7132 (このIDを非表示/違反報告)
瑪瑙(プロフ) - 宣誓!私は!今後一生ミオジュンと中華マフィア様を推していくことを誓います!(突然失礼しました) (2020年4月22日 15時) (レス) id: 17f4ccf88a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:MIYAVI | 作成日時:2019年1月23日 22時