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side:赤
赤「とも！おはよう！！」
緑「あっ、おはよっ、」
幼稚園からの幼馴染のともとの待ち合わせ場所はいつも駅の改札前
ちなみに俺とともの家は歩いて2分の距離
やけど、俺がいつもギリギリで冷や冷やするからって、
ともが俺を置いて学校に行けるように、
駅で待ち合わせするようになった
赤「大丈夫？体調良くないんちゃうん？」
ともは小さい頃から身体が強くなくて、
今日も顔色が悪いし、テンションも低くて心配
緑「大丈夫、今週は休んでられへんし。」
確かにテスト前で、先生が大事なことを言う週
それに大真面目なともを止める術は俺は持ち合わせてない
赤「……無理せんとってな」
緑「わかってる」
少しだけともに注意をして電車に乗り込む
赤「とも、とも、」
午前の授業が終わり、昼休みになった時、
授業中はノートもとって、ちゃんと受けられてそうやったともが机に伏せてるのが目に入って声をかける
緑「っ、だいきっ、」
赤「うわっ、顔色悪っ、震えてるやん、寒い？」
緑「……ｺｸ、、」
顔を上げたともの顔はもう真っ青
震えてて、寒いか聞くと頷いたから、自分のパーカーを脱いでともにかけてあげる
緑「っ、はぁっ、、っ、」
赤「保健室行こ」
あまりにも辛そうなともが可哀想で、
支えながら保健室へ向かう
緑「…っ、だいきっ、、」
赤「ん？どした？
……おっと、、」
保健室へ向かう途中、急にともが立ち止まったと思ったら、
その場にしゃがみこんでもうた
赤「とも？、お腹痛い？」
お腹の辺りをぎゅってしとるから、そう聞くと、
緑「っ、といれっ、、」
赤「すぐそこやから、行こか」
ともをすぐ近くのトイレに連れて行って、俺はトイレの外で待機
もちろんとものSOSが聞こえるくらいの距離
友「お！大毅！昼飯一緒に食べようや！」
赤「今日やることあるんよ！ごめんな！」
友達の誘いも当たり前のように断って、
そのまましばらくぼーっとしとると、
緑「だいきっ、ごめんっ、」
赤「お、大丈夫か？、保健室あともう少しやからな、」
緑「んっ、、」
まだ痛いのかお腹を庇って歩くともをしっかり支えながら保健室に向かう
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作者名：フライドチキン | 作成日時：2024年2月27日 15時
