WESTERS (ページ11)

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緑「っ、ぅぅ、、あぁ、！」

橙「気持ち悪いんなぁ、、」

気持ち悪いのに全然吐けんくて、超不機嫌な智洋さん

パニックになってしまうと更に体力が削られてしまってしんどくなるからそれだけは避けたい

橙「あ、ともオムツ替えような」

緑「んっ、っ、」

気持ち悪さと戦ってる間にも、お腹を下しててほんまに可哀想やわ…

緑「ぁ、、っ、ぉぇっ、」

橙「おぉ、よしよし。ちょっとお熱出てきたかな」

背中をさすると手のひらに伝わるいつもより高い体温

緑「んー！ぃやっ！」

橙「ごめんごめん。

……38.6、、」

これはしんどいわ、、

お腹下してるから座薬も入れられへんし、

座位も保ってられへんくらいぐったりなともを見て、
どうしようかひとりで悶々と考えていると…

"ただいまー"

橙「あ、崇裕」

仕事が終わった崇裕が帰宅

紫「おう！、とも大丈夫なん？淳太から早く帰ったってって連絡あったわ」

橙「今ちょうど落ち着いたところ。」

紫「ありゃ、しんどそうや～ん」

そう言いながら寝転がってるともを撫でる崇裕

橙「熱も出てきてん」

紫「うわ、脱水とか平気なん？」

橙「さっきまでげぇげぇしとったからあんま飲ませてへんかったんやけど、そろそろ飲ませなあかんよな」

紫「持ってくるわ」

キッチンに向かった崇裕はとものお気に入りのストローマグに経口補水液を入れて持ってきてくれる

橙「ありがとう。とも？、ちょっとおっきしよ」

紫「飲めるかな？」

橙「とも、お口開けれる？」

緑「…っ、んぅ、、」

熱が出てだるそうな智洋
飲みたくないのか全然口を開けてくれへん

紫「だめそう？」

橙「とも、すこーしでええから飲んでみ？」

緑「……んっ、、」

粘ってみると今度はちょっとだけ口が開いたから、
そのままマグを支えて飲ませる

緑「っ、」

橙「お利口さん。
……ん、ねんねしてええよ？」

ほんとにちょっとやけどとりあえず水分が取れて一安心

紫「照史ずっと付きっきりで大変やろ。俺変わるわ。」

橙「…じゃあお願いするわ」

水分とったばかりだし、やっと寝れたのに降ろしたら起きちゃうから、抱っこのまま崇裕にともを預ける

橙「……ふぅ、、っ、」

紫「っ、おっと、照史大丈夫？」

橙「あ、うん、大丈夫」

崇裕が来てくれて、安心してちょっとふらついてもうた

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