私を見て

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美咲side

発表は大々的に報じられ、私は加入した。


加入したもののテレビ等の取材もなく、いつもと変わらぬ日々を過ごしていた。


美桜｢ご飯できたよー！｣

美咲｢わかったー｣


美桜｢私今日から撮影で大阪行くから戸締り宜しくね。火もちゃんと確認してね、あと…｣

美咲｢はい、はい。分かってますよー｣

美桜｢なんかあったら電話して、飛んでくるから。｣

美咲｢はいよぉ、｣



美桜｢ほら、もぉ時間じゃん。行くよ！｣

〜


美咲｢おはようございます。｣

AKIRA｢おはよぉ!!!｣

ATSUSHI｢おはよう。一緒に来たのお姉さん？｣

美咲｢はい。おねーちゃん！気をつけてね!!!｣

メンディー｢朝から声でかいんディー↑↑｣


NAOTO｢メンディーの方がうるさいから。｣

NAOKI｢早く乗りな、｣

美咲｢はい。｣

私が乗ると走り出す車、

私の定位置は［大樹］［美咲］［世界］

本当は後輩から乗ってた方がいいんだろうけど、ATSUSHIさんが女の子だからって最後にしてくれた。特別扱いしないで欲しいと伝えてはいたんだけど、無言の圧には耐えられずこれだけはお言葉に甘えることにした。

なんだかんだ助かってる。

あんなメニューをこなしてから帰るとクタクタで、
死んだように眠って、朝が起きられない。

こんなんじゃダメだって分かってはいるものの体は正直だから、睡魔には勝てない。

だから何気この時間帯に来てもらえるのは嬉しい。


美咲｢ATSUSHIさん、ありがとうございます。｣

ATSUSHI｢??｣ニコッ


ぁあ、この笑顔で今までなんの女性を虜にしてきたのだろう。









ちょっとドキッとしたのは私だけの秘密。

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