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｢わぁ…結構高いですね。｣
｢あ、飲み物買ってきてもいいですか…？｣
｢いいですよ、待ってます。｣
まふくんが居なくなって一人になる。
｢やっぱり花火を見るならここだよね〜！…ってあれ、先客いた？｣
｢えっと、天月…さん？｣
｢えぇ、Aさん？！なんで…まふくんは？｣
｢飲み物買いに行ってて今は一人です。｣
偶然とはいえ、この人と二人きりはちょっと気まずい。
｢そっか……あの、やっぱりまだ怒ってますよね。｣
｢……え？｣
｢あの時は許してくれたけど、二人の仲を壊したのは本当だし…本当にごめんなさい。でもAさんとはあんな事したけど仲良くしたいんです…｣
｢……まぁ、完全に許したっていえば嘘になりますかね。でも、気持ちだけは伝わったから…仲良しても、いいですよ…ってなんか上から目線ですね。｣
｢いや、大丈夫です！ありがとうございます！｣
｢いえいえ……はぁ、遅いなぁ。｣
｢……まふくんと付き合ってるんですよね。｣
｢ま、まぁ…そうですけど。｣
｢僕も、Aさんのこと…好きでした。最初は嫌いだったけど、話してみたら優しいし、魅力的で…あんなことしてからじゃ遅いし、付き合えないのなんてわかってますけど…後悔はしたくなかったから。｣
｢えっ、と……｣
やっぱり皆、後悔したくないものなのかな。その前に天月さんが私のことを好きだったっていうことにビックリだけど。
｢あれ、天月くん…何やってるの？｣
｢あ、まふ…くん。｣
声がした方を振り返ると、オレンジジュースを二本かかえた、まふくんがいた。
｢なにも、やってないよ。花火見に来ただけ…ここ一番見やすいからさ、でもお邪魔だったね、他の場所探すよ。｣
｢そうだったんだ、うん、またね。｣
天月さんが私の隣から立って荷物をとる。
｢あ、さっきの……｣
｢…返事はしなくていいよ、お幸せにね。｣
｢ありがとうございます……あのっ、友達として、仲良くしてもらっても…いいですか。｣
｢…………！、もちろんです。｣
そう言って、天月さんはこの場から去った。
｢…何か話してたんですか？｣
｢いや、まぁ…あ、花火始まりましたよ！｣
｢本当だ……綺麗。｣
｢来年も、一緒に行きましょうね。｣
｢…もちろんじゃないですか。｣
end
・
これで番外編も終わりました！
リクエスト.コメント.評価をくださった方や、読者様ありがとうございました。
これからも応援宜しくお願いします！
@motti4639
終わり
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ぴぁ(プロフ) - 心愛さん» ありがとうございます！そう言っていただけて嬉しいです！ (2019年1月2日 13時) (
レス) id: 84d5814917 (このIDを非表示/違反報告)
心愛 - とてもとかったです！ (2018年12月9日 3時) (レス) id: 1b1d47c664 (このIDを非表示/違反報告)
ぴぁ(プロフ) - モモ缶。さん» コメントありがとうございます！さかたん可哀想ですよね私も思いました(おい) 最初は初めからまふくんをデレデレにさせようと思ってたんですけど凄いツンデレな子にしちゃったんですよね…だから最後はデレデレさせておきましたw (2018年11月6日 22時) (レス) id: 84d5814917 (このIDを非表示/違反報告)
モモ缶。(プロフ) - ん、んんん、さかたんは可哀想やけどいい作品でした！まふくんが最初に比べてもうデレッデレですねw (2018年11月5日 23時) (レス) id: 8cb1d9c8ba (このIDを非表示/違反報告)
ぴぁ(プロフ) - 夏々さん» おお、歌の内容気付きましたか！ありがとうございます、そう言っていただけて嬉しいです！ (2018年10月27日 22時) (レス) id: 84d5814917 (このIDを非表示/違反報告)
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