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じゅんた :
「おはよ…」
ともひろ :
「じゅんた君おはよう。
痛みどう？」
じゅんた :
「痛いけど昨日よりはマシになったかな」
ともひろ :
「あきと君仕事行っちゃったけど、なんかあったら連絡してって言ってたよ」
じゅんた :
「ありがとう」
ともひろ :
「おかゆなら食べれる？」
じゅんた :
「少しもらおうかな」
ともひろ :
「了解！」
.
じゅんた :
ともひろに作ってもらったおかゆを食べて薬を飲んでからソファで横になる。
りゅうせい :
「おはよー。
あれ、まだしんどいの？」
じゅんた :
「昨日はごめんね。
だいぶマシになった」
りゅうせい :
「よかったね」
じゅんた :
「うん」
のぞむ :
「りゅうせいくーん？
今日何するの？」
りゅうせい :
「午後から仕事だけど」
のぞむ :
「駅まで送って♪」
りゅうせい :
「ま、いいけど」
のぞむ :
「やったー♪
だいすき」
りゅうせい :
「何時？」
のぞむ :
「あと30分くらい」
りゅうせい :
「はいよ」
じゅんた :
末っ子2人のやりとりを可愛いなぁと見てたら気付けば寝ていた俺。
ズキズキとした痛みで目が覚めると昼になっていた。
りゅうせい :
「あ、起きた？
大丈夫？」
じゅんた :
「んぅ」
りゅうせい :
「ともひろ君がお粥かうどん食べられる方どうぞって言ってたけど、なんかいる？」
じゅんた :
「薬飲みたいから…お粥食べようかな」
りゅうせい :
「オッケー」
じゅんた :
「え、やってくれるの？」
りゅうせい :
「これだけ温めたら行くよ」
じゅんた :
「ありがとう」
.
じゅんた :
りゅうせいは本当に俺の昼を用意したら仕事に行ってしまった。
1人で家にいることがなかなかないので、退屈で時間が長く感じる。
薬飲んだけどまだ歯が痛む俺は、暇すぎて神経の治療についてネットで調べてみたんだけど…
こんな器具を使っていたんだとか、他の人の激痛だったエピソードとか出てきて怖くなってもう見るのはやめた。
はぁ…
今寝たら夜寝れなくなるしな…。
ぼーっとテレビを見ているとのんちゃんが学校から帰ってきたけど、いつもならダル絡みされるのに気を遣ってるのか大人しい。
2人でゆっくりしてたら時間が経つのはあっという間でみんな帰ってくる時間になっていた。
.
夕食後、薬を飲んでからベッドに入ったけど鈍痛は続き、つい左頬をさすってしまう…。
そんな俺を見て今日もあきとが寝るまで側にいてくれた。
恥ずかしいからいいよって言ったんだけどね。
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作者名：Tii | 作成日時：2023年11月13日 22時
