検索窓
今日:33 hit、昨日:24 hit、合計:14,238 hit

- だいき - ページ17

じゅんた :
職場の人とご飯に行った帰り、駅でトントンと肩を叩かれて振り向くと、りゅうせいとともひろ。

ともひろ :
「ほーら、やっぱりじゅんた君じゃん」

りゅうせい :
「ほんとだ」

じゅんた :
「…人違いだったらどーしたのよ。笑」

りゅうせい :
「そしたら謝る」

ともひろ :
「俺はわかってたから!笑

じゅんた君も今帰りだったんだね。
たまたまりゅうせいと電車一緒だったんだ」

.

じゅんた :
3人で家に帰るとリビングの電気が真っ暗。
そんなに遅い時間では無いけれど、みんな寝ちゃったのかな〜なんて思いながらリビングの電気をつけた。

「うわぁぁぁあ!」

ともひろ、りゅうせい :
「なにっ!?」

じゅんた :
「ごめんソファにだいきがいたからびっくりして。笑」

りゅうせい :
「もぉ!
びっくりした」

じゅんた :
「ごめんって」

ソファで寝ているだいきの顔を見ると眉間に皺を寄せて苦しそうな顔をしている。

「えっ!
だいきも?!」

ともひろ :
「えっ?」

じゅんた君に言われて慌てておでこを触る。

「いや、熱はない」

じゅんた :
「よかった」

…今たかひろ、あきとがインフルで寝込んでいるから、だいきもかと思ったけど熱はないようで一安心。

だいき :
「んんっ」

じゅんた :
「ごめん起こしちゃった?」

だいき :
「…おかえり」

じゅんた :
「どっかしんどい?」

だいき :
「さっき詰め物取れちゃって歯が痛くて…
…えへへ」

じゅんた :
「えへへじゃないよ」

りゅうせい :
「のぞむは?」

だいき :
「部屋でたかひろ君とテレビ電話してる。
あきと君は寝てる」


ともひろ :
「あきと君たちは歯のこと知ってるの?」

だいき :
「言ってない。
さっきまだ2人とも熱あったし」

じゅんた :
「たかひろ熱あるのに、のぞむと電話してんの?」

だいき :
「のぞむが寂しいからどうしても話したいって」

りゅうせい :
「あいつ。笑」

じゅんた :
のぞむはインフルの検査だけはしたくないからって、2人がインフルと診断されてから感染対策とかいって基本的に部屋から出てこない。
普通の風邪のときはしつこいくらいに看病してるんだけどね。

たかひろと喋るためにお互い自分の部屋からビデオ通話とは頭がいいのか悪いのか。笑


だいき :
「ぅっ…」

ともひろ :
「大丈夫っ?」

だいき :
「…薬飲んだからそろそろ効いてくると思う。
…もう部屋で寝るね」

じゅんた :
「歯医者付き添おうか?」

だいき :
「大丈夫ありがとう。
おやすみ」

・→←・



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (32 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
157人がお気に入り
設定タグ:WEST. , 歯医者
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:Tii | 作成日時:2023年11月13日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。