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38話 ページ38

本当に好きな人…って









「え…?」







TH「ほら、触ったりとか咥えたりとか…

そういうのはまだ知らなくていいんじゃない?
俺でなんて勿体ないしさ…」






苦笑いを浮かべるテヒョン
怒るわけにもいかないし、悲しむわけにもいかないし、かと言って当然嬉しいはずもない。









どういう表情をすればいいのか…









「…そ、そうかもね…」









結果たどりついたのは…
テヒョンと同じ苦笑いだった









TH「変なの……
俺らなんでこんなことしてるんだっけ… 」









テヒョンがアハハと笑った







「ほんとね……馬鹿みたい…」





私もハハっと笑ってみせる









テヒョンはずっと自分のをいじってる
それを見ている私は、とても悔しい。
私がテヒョンを気持ちよくしてあげたい…


テヒョンは私を気持ちよくしてくれたのに
ズルいじゃん…









TH「ごめん……そこのゴム取って」






テヒョンは自分のカバンを指さしたけど
私も持ってきてたから無意識に自分の方からゴムをだした









TH「えっ、お前…」



「……あ、」





慌てて家から持ってきたゴムを隠した






TH「自分で持ってきたの」



「だ、だって…もし万が一のために…」



TH「なんだよそれ…」





再び笑い出すテヒョン








TH「なんだよ、俺のこと受け入れるき満々じゃん…」





「そ、そんなんじゃないってば…」




TH「……嬉しい」









私はゴムを一つ手に取ってテヒョンのにつけてあげた








TH「じゃあさ、Aにしてもらえないぶん
俺がいくまでキスして」









私はもちろん、と頷いて
テヒョンと何分もキスをした








テヒョンから漏れる声が
よけいに私を興奮させる








テヒョンがいったときは、私みたいにはあんまりビクビクならなくて、声も出なかったけど
ゴムに溜まった白い液がとてもいやらしかった









テヒョンの荒い吐息
部屋に漂う独特な匂い









全てが私を刺激する







唇が離れて、





そして、




何もかもが離れていくんだろうなと感じる









だって…









TH「あれ……?

お、俺…泣いてる……」






「うそ……私も…」









私たちの関係を誰よりも理解しているのは私たちの体らしい。いつも素直に反応してくれる









こんな特別な日でも
お互い"好き"とは一言も言わなかった。

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kyotao68(プロフ) - 作者さんなんで泣かせるの〜( ;∀;)早く付き合ってほしいな。更新頑張ってください! (2017年4月11日 15時) (レス) id: 5b844f97f5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - 初めまして!このお話とっても面白くて、あっという間に読んでしまいました!急展開すぎず、読んでいて引き込まれてしまいました♪次の更新も楽しみにしております(*σ´ェ`)σ (2017年2月23日 22時) (レス) id: 46c4d96676 (このIDを非表示/違反報告)
葉菜 - すごく面白いです!! 切なすぎる泣早くテヒョンと付き合ってほしいです>< 更新頑張ってください! (2017年2月20日 23時) (レス) id: fb9ffed0b1 (このIDを非表示/違反報告)
ハル(プロフ) - 早くテヒョンと付き合ってください(>_<)もどかしすぎてつらいです(>_<)(笑) (2017年2月19日 18時) (レス) id: b6fd894747 (このIDを非表示/違反報告)
りえ(プロフ) - インフル…大丈夫ですか?無理のない様にして下さいね^^更新ありがとうございます!いやぁ~、たまりませんねこの展開(笑) (2017年2月16日 14時) (レス) id: e8c74cce8b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:さくさく | 作成日時:2017年1月30日 23時

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