幼馴染の特権-2-

27話 ページ27

神社のって、昨日テヒョンが言ってた？




TH「そうなんだ、じゃあこれは縁結びのお守り的な？」




テヒョンはそう言ってアハハと笑った
縁結び？
テヒョンが誘ってくれた神社は縁結びなんだ…






テヒョンが何を考えているのか
私には全く分からなかった








店員「この平たくなった所にね
好きな人の名前でも頭文字でも書くと結ばれるって、昔から有名なんだ」


TH「へー、そうなんだw
面白いね、これ二つちょーだい」



「えっ？ちょ、テヒョン」



TH「いいじゃん」






テヒョンは何故が爆笑しながら
店員のおじさんと会話していた








TH「石っころで縁結びなんて、バカバカすぎて、
あー笑えるww」


店員「そんな事言いながら買ってくれるなんて、よっぽどその子がすきなんだね」







店員さんが私を指さした
テヒョンは笑い続ける





TH「あー可笑しいw
腹痛いってw」






テヒョンのツボは昔から分からない




その訳の分からないストラップを受け取って
また2人で歩き始めた








TH「面白かった〜w
あのおっさん、ぶっさいくなくせに必死で縁結びの話してんだもんwほんと笑いこらえるの大変だってのw」



「あんたね、w

失礼だし、こらえきれてなかったよ」









その時、みたらし団子の看板に目が止まった




「あぁー！！」



TH「うおっ！おお！！！あれだっ！！」






2人でかけよる




『みつけた！』




2人で声がハモってしまいお店の人にわらわれた








店員「仲良いですね、みたらし二つでいいですか？」



TH「いや、あー、1つで」








あれ？
テヒョン食べないのかな




「テヒョンのは？」





TH「1口ちょーだい」





ニコッと笑うテヒョンのほっぺをむぎゅっと手で挟む







「一口だけね」





私もニコッとわらいかえした





TH「なんか飲みもん買ってくるけど、何がいい？」


「んー、あったかいミルクティー」


TH「わかった、そこで待ってて」







そこで、テヒョンにベンチを指さされた





「うん、わかった」




団子を受け取りベンチに座る


とてつもなく食べたい…
テヒョン帰ってくるまで我慢…
あー、でも熱々を…
いや、テヒョンのお金なんだし！
でも、目の前にあるのに
我慢だ私…!!









テヒョンが来るのをじっと待った。
寒いよー、早くー

28話→←26話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す