3話 ページ3
「何それ、初めて聞いたけどw」
そう言ってテヒョンが渡してきたカップケーキの半分を口に入れた
JM「おふたりさん、ホント朝からお熱いね〜」
TH「なに、羨ましいって？
メスゴリラでいいならやるよ」
JM「いやいや、w」
「メスゴリラばっか言いやがって…！
ジミンもいやいやって何よ」
この日ぐらいからかな、テヒョンの周りには女の子が増えていった
『テヒョン君これ新しいマフラー？』
TH「あ、うん」
『似合ってる！』
TH「あ、うんw」
『私も新しくしよーかなー』
TH「う、うん…w」
ありゃ酷いな…
あれで会話が成り立っていること自体奇跡
「どーよあれ」
JM「人見知りって恐ろしいね〜」
「ホントだよね〜」
すると、ジミンが私のほっぺをムニッと人差し指でさしてきた
「ん、な、なに？」
JM「何でそんなに嬉しそうな顔してんの？」
「私が！？」
ジミンはコクリと頷いた
「別に嬉しい顔なんて…」
JM「ふーん、まぁでもテヒョンがあんな感じで良かったね」
「ん？」
JM「あの調子じゃ、Aの前でしか見せない笑顔も泣き顔も怒った顔も格好いいテヒョンも馬鹿なテヒョンも誰にも知られることは無さそうだもんね〜」
ニヤリと笑うジミンに鳥肌が立つ
な、なんで、
なんか心を読み取られたみたい…
「何よそれw」
JM「えー？
幼馴染みの特権ってやつ？」
幼馴染みの特権…
それ以上に都合の良い言葉なんて
私とテヒョンには見当たらない
テヒョンに触れてられるのも
近くにいてられるのも
いろんな表情を知ってるのも
全てが特権
それは、恋人や家族の特権とはまた違う
私達だけの
幼馴染みの特権
私は女子に囲まれてアタフタしてるテヒョンに駆け寄った
TH「あっ、A」
「ごめんね、テヒョン口下手でしょw
一気来られると挙動不審になってキモいよねw」
『そんな事ないよ結構可愛いとこあるんだね』
『まぁでも、確かに一気に来すぎたかも』
そう言って女の子達は散らばって行った
TH「キモいってなんだよ」
「え、キモイじゃん」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1487人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
kyotao68(プロフ) - 作者さんなんで泣かせるの〜( ；∀；)早く付き合ってほしいな。更新頑張ってください！ (2017年4月11日 15時) (
レス) id: 5b844f97f5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - 初めまして！このお話とっても面白くて、あっという間に読んでしまいました！急展開すぎず、読んでいて引き込まれてしまいました♪次の更新も楽しみにしております(*σ´ｪ｀)σ (2017年2月23日 22時) (レス) id: 46c4d96676 (このIDを非表示/違反報告)
葉菜 - すごく面白いです!! 切なすぎる泣早くテヒョンと付き合ってほしいです>< 更新頑張ってください！ (2017年2月20日 23時) (レス) id: fb9ffed0b1 (このIDを非表示/違反報告)
ハル(プロフ) - 早くテヒョンと付き合ってください(>_<)もどかしすぎてつらいです(>_<)（笑） (2017年2月19日 18時) (レス) id: b6fd894747 (このIDを非表示/違反報告)
りえ(プロフ) - インフル…大丈夫ですか？無理のない様にして下さいね^^更新ありがとうございます！いやぁ~、たまりませんねこの展開(笑) (2017年2月16日 14時) (レス) id: e8c74cce8b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：さくさく
| 作成日時：2017年1月30日 23時
