幼馴染の特権-2-

15話 ページ15

テヒョンがそう言いながら私に抱きつく
テヒョンの前では泣きたくないのに…







「まだって何よ…まだって…
まるでいつかは…」







離れてしまうみたいじゃん…


さすがにテヒョンの前でその言葉は言えなかった









大人っぽかったり子どもっぽかったり
そんなテヒョンが今は私の胸で泣いている

こんなに大きな体をした男が
子どもみたいに…
私を頼って…









「…はぁ」




私は涙を堪えた








テヒョンが私の指に自分の指を絡めた
そして、私の頭の上に両手を束ねる









TH「乱暴なことはしたくない。

少し我慢して…」









「えっ、?」








テヒョンの言う意味がわからない
わけも分からず手を上に上げられ、とにかく抵抗すら出来ない。でも、何をされるかわからない







「な、何…」







するとテヒョンは私の首に顔を埋めたと思ったら
次の瞬間、ヌルッと湿ったしたが私の首をなぞった









「んぁっ……」





な、なんでこんなこと！






「テヒョン！」






何度かなめたあと、首元に痛みが走る







「ば、バカッ！んっ…！」







するとテヒョンは満足そうに私の手を離した
もちろん、あの痛みはマークをつける時の痛み






「こんな…服着ても見えるとこ……」



TH「旅行が終わる頃には消えるよ」








消える…
私のこの感情もその日でおさらば
テヒョンはどうか知らないけど
私はその日でテヒョンを諦めるつもりだ





それまでは…
あともう少し…









私はテヒョンに抱きついて、服の襟を右手でずらした









TH「A？」


「て、テヒョンだけずるい…」





驚いて目を丸くしたテヒョン
でも、スグに受け入れた








TH「上手く付けれる？」





フフと笑いながらそう聞いてくる





「…頑張る」







テヒョンの首筋を少ししたで湿らせる







なんだかもっと触れていたい
テヒョンの首を甘噛みする






TH「そんなに美味しい？俺の首」



「…うん」



TH「そっか、Aの舌柔らかい」








なんだか恥ずかしくなって
適当な場所にしたをあて真空にするようにゆっくり首を吸う







TH「…お前えろい」







テヒョンの言葉にすぐ口を離した
みるみるうちにテヒョンの首にマークが浮き上がる







TH「満足？」






私は照れ笑いを浮かべる。
テヒョンも満足そうにニコリと笑った

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