49話TH ページ49
ホントにいつでも時間はあるのかな？
確かにバイトも部活もしてないけどさ
でも、俺達は最近
大きな探し物をみつけ出そうとしている
あんなにも見つけちゃダメだと思ってたのに
ある日ふときずく日が来るんだよ
自分の感情には嘘は付けない
俺とお前は嘘をつき続けてきたけど
もう限界を迎えそう
高く高く積み上げた積み木のように
少しの衝撃でバラバラに崩れてしまいそう
俺達がこのままの関係を続けていくにはどうしたらいいのかな…
「テヒョンなんか変だよーw」
TH「そ？」
きっとAは俺との関係を続けさせようとして先輩の元へ行くんだろうな
それは俺たち2人にとっては当たり前の行動だった
本当に愛する人を守るために
自分の感情に嘘をつき続ける。
あぁ、そうか…
俺達は嘘をつき続けないといけなんだ。
Aが俺の気持ちにきずいたとしても
俺がAの気持ちにきずいたとしても
俺とAは何も言わずに感情を押し殺すのだろう
お前が先輩の元へ行くのもそう遅くはない…
だから…
TH「うん、そうだなぁ…
やっぱ早めがいい」
「まぁ、そんなに早めがいいなら別にそれでもいいけどさ」
俺はAをぎゅっと抱きしめて俺の方へ抱き寄せた
「もう、なんで甘えたモード？
狭いよー！」
ジタバタ暴れるAに、俺は囁いた
TH「いつまでこうしてられるかな…」
そう言うとAの動きはピタリと止まり
Aを抱きしめる俺の手を握ってきた
やっぱ、同じこと考えてんだな
「な、何言ってんの
明日も明後日も一ヶ月後も一年後もずっとでしょ」
俺はまたフフと笑って
震えるAの手を優しく握った
TH「うん…そうだ
…そうだったよ」
「でしょ、あたりまえじゃん…
今回は川でしょ？来年は山に行けばいいし
海外だって行けるしさ！」
Aの手は震え続けた
TH「うん、まだ山は行ってないしね
海外か〜近いところからせめて行く？」
こんなに辛いことってあるだろうか…
薄くなって行く俺達の絆を
つなぎ止めるのに必死な2人
絶対に消えさせはしない
邪魔されて消えるような絆じゃない
そう強く信じながら
2人一緒に心細く過ごすしか俺達には手段がなかった
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ぱぴこ(プロフ) - ろくな青春送れなかったので…がちでありがとございます。楽しみにしてます！ (2017年1月30日 1時) (
レス) id: 23c2ed17b8 (このIDを非表示/違反報告)
Jonny(プロフ) - 家族屋に続き面白くていつも楽しみにさせてもらってます(´；Д；`)これからも応援してます＾＾！ (2017年1月29日 10時) (レス) id: b1fd0203ea (このIDを非表示/違反報告)
ゴン汰(プロフ) - はじめまして(^-^) とても面白い内容なので早く続きが読みたいです！主人公に依存しているテテが可愛すぎて…頑張ってください！(´ω｀) (2017年1月26日 9時) (レス) id: fdb5867322 (このIDを非表示/違反報告)
なな - そうなんですね！！さくさくさんの書くお話全部大好きなのでまた続きが見れるなんてとても嬉しいです(^o^)楽しみにしてます！ (2017年1月24日 19時) (レス) id: 6395bb136a (このIDを非表示/違反報告)
(名前)さくさく(プロフ) - ななさん» はじめまして(^^)ありがとうございます!!そうですね、私も書こうと思って､今忘れているお話を全て読み返している途中ですwもうしばらくお待ちください(><)未だに待ってくださる読者様がいる事はとても嬉しいのと驚きです!!ありがとうございます (2017年1月24日 4時) (レス) id: f8639a51fc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さくさく
| 作成日時：2017年1月21日 8時
