35話 ページ35
冬だからとてつもなく寒いけど
テヒョンにくっついてるとそれも半減される。
自転車や電車では遠くてもバイクならすぐに映画館につくことが出来た
テヒョンがバイクのヘルメットをはずすと
周りの女性が二度見する
いいなぁ…
テヒョンはいつも顔だけでチヤホヤされる
まぁ、本人は嫌がってるけど
TH「何みたい？」
「えっ？テヒョンから言ってきたんじゃん
何か見たいのがあるのかと思ってたよ」
TH「お前が暇そうだったから言っただけ」
テヒョンなりの優しさ
少し嬉しい
「じゃあ、」
と言って
私達はテレビでやっていたドラマの劇場版を見ることになった。
チケットを買いにテヒョンが先に足を出した
私もそれについて行く
「ちょっと気になってたんだよね」
TH「そーなんだ、俺このドラマ知らない」
「えっ！？」
するとテヒョンはかばんから財布を取り出して
そのカバンを私に預けた
「ちょ、テヒョン
違う映画でも私は…」
TH「見たいんだろ？それ
１時半からの学生2枚で」
私にニコッと笑いかけた後、テヒョンはそう言ってお金まで払ってくれた。
すぐに私もお金を出せばよかったはずなのに
何故かテヒョンをボーッと見ている
体が動かない
何でだろ、テヒョンのカバンを片手に持って
私はただ突っ立っていた
しばらくするとチケットをもってテヒョンがやってくる
TH「人気なんだなこのドラマ
席、後ろの隅しか空いてなかったよ」
不思議そうにチケットを眺めるテヒョンに
わけも分からず体が熱くなっていった
TH「どした？
１時半まで時間あるし飯行こ」
「あ……」
TH「ん？」
「…」
TH「どうしたお前」
動かずにテヒョンから目が離せない私。
そんな私の手を握り歩き始めた。
TH「飯行こってば」
されるがままでテヒョンの進む方向に足を動かす
少しキュンとしてしまった
気持悪くて訳の分からない感情が私をおそう
しばらくしてから、私は少しはずかしくて小さい声で言った
「…ありがと」
チラっとテヒョンの顔を見ると聞こえてない振りをしてくれているのか、返事はせずに軽く微笑んでくれた。
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ぱぴこ(プロフ) - ろくな青春送れなかったので…がちでありがとございます。楽しみにしてます！ (2017年1月30日 1時) (
レス) id: 23c2ed17b8 (このIDを非表示/違反報告)
Jonny(プロフ) - 家族屋に続き面白くていつも楽しみにさせてもらってます(´；Д；`)これからも応援してます＾＾！ (2017年1月29日 10時) (レス) id: b1fd0203ea (このIDを非表示/違反報告)
ゴン汰(プロフ) - はじめまして(^-^) とても面白い内容なので早く続きが読みたいです！主人公に依存しているテテが可愛すぎて…頑張ってください！(´ω｀) (2017年1月26日 9時) (レス) id: fdb5867322 (このIDを非表示/違反報告)
なな - そうなんですね！！さくさくさんの書くお話全部大好きなのでまた続きが見れるなんてとても嬉しいです(^o^)楽しみにしてます！ (2017年1月24日 19時) (レス) id: 6395bb136a (このIDを非表示/違反報告)
(名前)さくさく(プロフ) - ななさん» はじめまして(^^)ありがとうございます!!そうですね、私も書こうと思って､今忘れているお話を全て読み返している途中ですwもうしばらくお待ちください(><)未だに待ってくださる読者様がいる事はとても嬉しいのと驚きです!!ありがとうございます (2017年1月24日 4時) (レス) id: f8639a51fc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さくさく
| 作成日時：2017年1月21日 8時
