story 81．魅惑のプライド�� ページ33
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目に映る背景は瞬く間に過ぎ去ってしまう
膝をついて窓の外を眺めながら片手の端末を何度も
見返す
宗介｢…A｣
微かに写る二人の親しげな写真をただ
まじまじと見つめていた
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顧問｢改めてだが強化合宿という事で我が燈鷹大学と雅海桜大学との合同である勿論ライバル視も重要だが貴重な機会だ互いで高め合い視察し日本選抜に向けて励むように｣
対面式でそれぞれ挨拶を交わす
桐生｢流石強豪校と言ったところだな、女子も大勢いるし良い所見せなきゃななぁ七瀬……｣
遙｢A｣
遙の視線の先には一際目立つ女性の姿
それはそうと女子水泳選手でも名だたる強者だ
御子柴｢日本選抜で女子水泳の優勝候補の一人だ
華奢な身体から考えられない男子並の体力を持ってる実力のあるやつだ昔なんて遙とフリーを競った時は彼女が勝った程の凄腕だ｣
桐生｢成程マジですか…｣
遙｢皆心配してた｣
『ごめん迷惑かけたね』
遙｢泳げるのか？｣
雲行きが怪しい瞳で
『一応選抜選手に選ばれた身だからね』
遙｢本当にそれでいいのか｣
闇雲に考えても仕方が無い
遙の言葉に正直心が崩れそうだ
今の私はただ泳げればいいそれだけで
結果を残せればそれだけでいい
卦度こんな滅茶苦茶な気持ちで泳いでいいのか
確信だけが掴めなかった
『いいよこれでいいの……』
(嘘よ、これで言い訳が無い正直で居られない私が嫌だ)
遙｢山崎とは連絡とって……｣
その言葉は遮られるように
昼の鐘が鳴る
『休憩だから着替えてくるねじゃまた後で』
また遠ざけようとするその面影を眺めているだけ
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券売機でパスタを選びそしてボタンを押す
出てきた券を取ろうとした時
｢あ、あの！！！！もしかして澄蓮川Aさんでしょうか？！｣
『え、ええ』
何処か見覚えのある雰囲気と顔
｢私燈鷹大学付属高校御子柴五十鈴です！！｣
『御子柴……』
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まゆ(プロフ) - 本当ですか！楽しみです！頑張ってください！ (2021年9月20日 22時) (
レス) id: 15df573ef8 (このIDを非表示/違反報告)
化鮎(プロフ) - まゆさん» 初めまして！読んでくださってありがとうございます！😁近々続きを書こうかと思ってます！よろしくです！ (2021年9月20日 21時) (レス) id: ca4637bf7d (このIDを非表示/違反報告)
まゆ(プロフ) - はじめまして！とても良かったです！宗介くんカッコイイって思いました！応援してます！続き待ってます！ (2021年9月20日 16時) (レス) id: 15df573ef8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あゆみ
| 作成日時：2018年7月30日 23時
