story 76．不幸の人魚姫�� ページ28
･
･
『貴方は何処かで_______________…』
怠そうな目つきに少し髭の生えたコートを羽織る男
螢｢えっとあのー？何方様ですか此処一般の方は｣
冷える身体にタオルを体に巻きつけて男の前に立つ
｢……此処の学食は値段が高い！｣
話の内容から大幅に逸れた発言に
声が漏れる
『｢は……？｣』
｢金持ちの大学とは言えどこの額はあんまりだ、
だが此処のお勧めは自家製の麦茶だ｣
『む、麦茶…ですか？』
螢｢え？そうだったけ麦茶かぁ｣
｢お前は自分の才能に溺れている｣
彼女は只瞬きをせずにその言葉を処理していた
･
･
･
螢｢何だったんだろあのおっさん｣
『そうね…』
螢｢A？｣
顔を下に向けて立ち止まる
『私は……______________』
･
･
･
端末を片手に眉を顰める
渚｢あー宗ちゃん！！Aちゃん何て？！｣
宗介｢いや………｣
江｢私毎日やり取りしてたんですか此処最近既読もつかなくて｣
怜｢大学選抜も近い所ですし単に忙しいのでは？｣
似鳥｢それで宗介先輩どうしたんですか？｣
宗介｢いや何でもねぇ_______________…
練習再開するぞ｣
･
･
･
街明かりの街灯を頼りに帰り道を歩く
車の走る音道を歩く音喋る声
卦度私の耳には何も届かない
『……何やってるんだろ、』
すると突然と横の方から窓硝子を叩く重い音が響く
彼女は首を横に振ると
ファミレスにて席に座る夏也さんが手を振っていた
『えっと夏也さん……？』
そのまま店の中へ足を運び
反対の席に腰を下ろす
夏也｢久し振りだなA！｣
『先月会ったばかりですけど…でも如何して再び東京に？』
夏也｢んまぁ大学選抜で郁弥の応援だな！｣
『郁弥には会ったんですか？』
夏也｢いや会ってない大会前だしな…さっき電話越しで会話しただけだ｣
頼んでおいた珈琲を飲む
『郁弥…大丈夫なんですか』
夏也｢やっぱ気づいてたか、郁弥最近調子が良くねぇらしいタイムも落ちてる｣
『私…_____________は』
story 77．不幸の人魚姫��→←story 75．不幸の人魚姫��
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 306人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
まゆ(プロフ) - 本当ですか！楽しみです！頑張ってください！ (2021年9月20日 22時) (
レス) id: 15df573ef8 (このIDを非表示/違反報告)
化鮎(プロフ) - まゆさん» 初めまして！読んでくださってありがとうございます！😁近々続きを書こうかと思ってます！よろしくです！ (2021年9月20日 21時) (レス) id: ca4637bf7d (このIDを非表示/違反報告)
まゆ(プロフ) - はじめまして！とても良かったです！宗介くんカッコイイって思いました！応援してます！続き待ってます！ (2021年9月20日 16時) (レス) id: 15df573ef8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：あゆみ
| 作成日時：2018年7月30日 23時
