story 48．深海の欠片�� ページ49
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響き渡る会場にその声に反応して注目する
｢ちょっ…何いきなり？逆切れ？
抑々貴方が手なんか抜くから……｣
『っ_______________…！！』
彼女は怒りの余りに拳を強く握り先輩に向かう
だが
後から彼女の手を抑える
凛｢やめとけA｣
『凛……離して、貴方に関係ない』
凛｢此処で問題起こしてどうする、お前の後輩まで出場禁止になったら…｣
彼女は悔しい瞳をして掴まれた手を振る
『……っさない…』
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数時間後
�犂屬睫気�女子フリー100mの試合を行います��
凛｢っ見つかったか？！！｣
江｢ううん何処もいない…｣
遙｢外にも居ない｣
似鳥｢西口探しましたが…｣
百太郎｢何処にもいないっす｣
怜｢…そんなに遠くには行ってないはずです｣
渚｢Aちゃん…やっぱりトラウマ…が｣
宗介｢於い｣
凛｢宗介！見つけたか？！｣
宗介｢このままだと失格になるな…お前達は戻れ｣
真琴｢でも…Aちゃんは…｣
宗介｢リレーに出る奴らは探してる暇ねぇだろ
俺が探す｣
凛はコクリと頷いた
凛｢頼んだ…俺達は戻る____________…宗介｣
凛は宗介に近づいてポンッと肩を叩く
凛｢…__________Aを助けてやってくれ
お前なら…大丈夫だろ？｣
宗介｢……無茶言うなよ……凛｣
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息が切れるくらいに彼女を探す
宗介｢何処に行きやがった｣
辺りを見渡すと彼女が好きそうな薔薇が咲いた
場所がある
宗介｢……はぁ、はぁ……__________あ｣
視界の先には地面に座って薔薇を切なく見る彼女
『…_______________…また…最初から』
宗介｢…A｣
『……馬鹿だよね私最悪だよね、試合放って…
情けない所見せて…部長失格…水泳失格だよ』
彼女に近づいて足を止める
宗介｢…_____________……我慢強いなお前は
泣きてぇなら泣けばいいだろ｣
『…何で見破られるんだろ……
宗介くん…___________な、んで…』
大粒の涙が零れた
Re:スタート?
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作者名：あゆみ
| 作成日時：2018年7月8日 13時
