水で溺れ戀してしまった【free】 (ページ43)

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story 42．夢ってなんだ① ページ43

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凛｢…______________はぁ｣

ベットに寝転がりながら溜息をつく

宗介｢如何した凛、昨日から様子が変だぞ｣

凛｢……__________っられたんだよ｣

宗介｢悪ぃ聞こえなかった｣

凛は枕に顔を押し付けて篭った声で告げる

凛｢振られた｣

宗介｢はァ、…誰に？｣

凛｢…Aに｣

宗介は顔をキョトンとする

宗介｢凛、お前彼奴に告ってたのか？｣

凛｢嗚呼、地方大会で1位とったら俺の手を握ってくれるかって…まぁその時点でYesとは言ってくれなかったが…つーか何笑ってんだよ｣

クスクスと鼻で笑う宗介に凛は頬を赤くする

宗介｢…悪ぃ悪ぃそれで？｣

凛｢…水泳一筋だってよ…俺の手は握れないって
振られた…__________嗚呼、ずっと片思いしてたんだよな…はァ｣

宗介｢水泳一筋か、｣

凛｢あのさ宗介…ずっと気になってたんだよ
Aが溺れた時も、Aに泊まりに行った時の夜も宗介お前…｣

すると突然と

扉が開く

似鳥｢た、たた大変です凛先輩山崎先輩！｣

凛｢愛、何だよ慌てて｣

百太郎｢テレビテレビ！｣

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水のプリンセス美少女の真相ニツイテ?!

画面の向こう側に映るのは泳ぐ彼女の姿と

雑誌に乗せられた彼女の様子

凛｢な、何だよこりゃ｣

宗介｢おー有名人だなこりゃ｣

似鳥｢何処のニュースもA先輩の事ばかりで

個人種目のタイムやリレーの結果で反響してて｣

凛｢そ、それでAは今何処に？！｣

百太郎｢女の子達が言ってたんすけどー

今日はA先輩お休みだって…｣

凛は慌てて駆け寄る

凛｢(…無事でいろよ！A)｣

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校長｢……という理由で、澄蓮川さんに海外から
推薦枠を頂いたよ〝君に是非我が大学の選手になって欲しい〟と｣

資料を見通す

『水泳強豪の大学…それに1位2位と争う名門大学ですよね…私には…』

校長｢澄蓮川さんの成績は実に優秀だ
この機会は滅多にない少し考えておいてくれ｣

『這い…』

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夢ってなんだろう。