01 story＿大丈夫の裏 ページ2
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『……おばあちゃん……』
レイ「おい、A。……聞いてるのか､A」
最新自立型CoreMRIの台に横になっていた私は目覚める
顔を覗いてくるレイ
『う、あ、ごめん……今降りるね。検査どうだった？』
今日は定期検診
最近仕事が忙しくて検査日をズラして調整してもらったり
レイ先生にとったら御立腹の様だけれど。。。
レイ「どうも何もお前大丈夫か、反応も鈍い、脳波の検査も揺れてる……心臓は特に問題は無いが」
『ちょっと疲れてて、夢見てたのかなー。あでも体は全然大丈夫!この通り！！』
元気よく腕を回して、アピールするも危ないとレイに止められる。
彼はオフィスに戻って、私はその後をついて行く。
机に置かれていた甘いクッキーを食べながら、上着を着る。
レイは診断書にサインを軽やかにペンを走らせた。
『んーこのクッキー美味しい、レイは美味しいお店を良く知ってるもんね、外れがないもん』
レイ「呑気だな、検査はこれで終わりだ。診断書持って受付に行け」
『うん、ありがとう』
レイ「ちゃんと寝ろ、ご飯も食べろ、仕事詰め込むな、何度も言うが……」
『分かってるよ、レイに心配はかけないって。お医者さんの言うことは絶対でしょ！』
レイ「とか言ってお前は堂々と約束を破るがな」
『私ほんと大丈夫だから』
ふっと見せた彼女の柔らかな笑顔
その大丈夫の裏に隠されてる、大丈夫じゃない事。
大事な家族を失って、彼女は裏で何かを行っている。
多忙な任務を抱えて、新人ハンターが僅か数ヶ月で行動部隊のエース級だ。
『じゃ次の検診で』
レイ「ああ、」
彼女がオフィスから出ていった後、発展した臨空市の景色を眺める
_______________運命は変えられない、か……
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KIRAHIKAKOKORO(プロフ) - 新しいお話、最高😆😆化鮎さん✞(*´˛`*)✞神だわ (4月3日 15時) (
レス) @page16 id: 2c863513fd (このIDを非表示/違反報告)
化鮎(プロフ) - KIRAHIKAKOKOROさん» 読んで下さりありがとうございます。とても嬉しいです。更新頑張りますのでよろしくお願いいたします！ (4月3日 11時) (レス) id: c4c0aa5ccc (このIDを非表示/違反報告)
KIRAHIKAKOKORO(プロフ) - 化鮎様『恋と深空 レイ』小説、大好きです。続きを読みたいのでヨロシクお願い致します🙇♂️ (3月31日 22時) (レス) id: 2c863513fd (このIDを非表示/違反報告)
化鮎(プロフ) - にょんさん» 嬉しいですт_тありがとうございます！！！ (2月15日 9時) (レス) id: 0a7cb3211d (このIDを非表示/違反報告)
化鮎(プロフ) - mjさん» わぁこちらこそ読んでくださってありがとうございますт_т♡ (2月15日 9時) (レス) id: 0a7cb3211d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アユミ
| 作成日時：2024年2月6日 15時
