異端者は死体を踏む 2【呪術廻戦】【五条悟】

56話 問題児、ライフ ページ6

『そんなに怒っちゃうと身体に毒だよ〜、やがっち』



夜蛾「A！！捕らえたぞ！」




彼女は手を振りながら、一瞬で消えてしまった。




釘崎「瞬間移動できんの、、」

伏黒「もう何でもありなんじゃないのか」






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そんな逃亡した彼女がたどり着いた場所は
何処かの異国の地であった。



『あちゃ〜またやらかした』



瞬間移動できるとは言え、指定した場所に辿り着く事は出来ない。
つまり適当な場所にたどり着いてしまうのが落ちだ。


悟と違ってまだコントロール出来ない部分だ。


そして瞬間移動は一日に一回が限界である。




『にしてもここはどこ？』



温度、湿度、香り

感覚的に東アフリカだろう。


辺り一面、広大な土地が広がっている


野生動物も民族も。




『しょうがない、悟に電話するかー』



と端末を耳に当てたところ、




乙骨「えっと、Aさん？」




そこには憂太とあのハゲがいた





『私の運、最高に決まってる〜』




乙骨「何でここに」



私は先程までの出来事を彼に伝えた。
あははと乙骨は笑っていたが、ハゲは怯えていた




ミゲル「(こいつ、コワい)」





『たまには課外授業も大事だよね、私も憂太についていく！』




乙骨「それは助かりますけど(本当にいいのかな…五条先生に言ったほうがいいよね)」




ミゲル「乙骨…イイノカ、あの女、に前、ボコボコされた」(ヒソ…)



乙骨「大丈夫だよ。今は僕の味方だし。Aさんも安易に手を出さないさ」




『ねー憂太。今日はどこで寝るのー？』


乙骨「僕たちは野宿ですよ。
Aさんは女の子だし、少し離れたところに綺麗なホテルがあるんです。後で案内します」


『私も野宿してみたいな〜』


ミゲル「ヤメテクレ、助けろ乙骨」


乙骨「う〜ん(蚊もすごいし、水風呂だし、肉は生臭いし。いい環境じゃないからなあ。それに五条先生が大切にしている方だから尚更。。)」



『ね、ここは確かケニアだよね』



ミゲル「そうだ、俺のコキョウ」



『ならハゲ、案内して。今思い出してさ。黒蝶の巣穴に————————』


乙骨「…黒蝶？」




ミゲルは少し難しい顔をした



ミゲル「伝説の黒蝶…もう100年以上、俺のカゾクはみてない。もういない」


『いるかもしれないでしょ、』


ミゲル「わかった」



黒蝶とは？

彼女が狙う獲物？

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