53話 問題児、と恵 ページ3
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抱き締めてた腕を緩ませて、ギュッと両手を握った
『ね、恵!お姉ちゃんとデートしよ!!!』
伏黒「……えー、」
『こーら、不貞腐れんなぁ』
頬っぺを抓って引っ張る。
伏黒「A先輩……危ない所に行きそうなんで嫌ですよ……」
『だから、恵が行きたいところ決めてよ〜、私何も考えないから』
伏黒「それはそれで困りますけど、、」
『ふふ、じゃ宜しくねー!!』
颯爽と消える彼女
姉と出かけるのは買い出しぐらいだ
だから何処に行けばいいのか分からない。
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伏黒「……女の人が行って喜ぶ場所って何処なんだ?」
釘崎「……はっ!!!お前だけ春過ごしてんじゃねぇーよ!!!!」
虎杖「ふ、伏黒……、、お、前……成長したな……」
伏黒「(こいつらに聞いた俺が馬鹿だった)」
後にスマホで調べた恵であった。
デートをすると悟に自慢した彼女、当然の事ながら悟は嫉妬の塊であった。
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休日
伏黒「……冷えるな……」
『恵〜!お待たせ〜!』
待ち合わせ場所に到着した彼女、見慣れない格好にキョトンとする
いつも制服の上にパーカーを着ているイメージだからか、
ミニスカートにロングブーツ、白のニット、そしてこの間俺がプレゼントしたマフラーを巻いている
日頃からのギャップを少し感じる。
伏黒「……あげて良かったです」
『でしょー、もう大活躍だよ!すごく暖かい!
それでそれで恵氏〜今日は何処に連れてってくれるのー?』
伏黒「……動物園行きましょ」
『動物園!行こ!!』
はしゃいでる彼女の様子を見て安心した恵
ガッカリするかと思えば、そうでも無いみたい。
そういえば、この人よく笑う人だな…………
予想以上に動物園を満喫していた。
ふれあい広場で、うさぎをひねり潰しそう……と呟いた時は
うさぎもビクッと反応していた事もあったが
伏黒「(楽しそうでよかった)」
『わー恵の周り兎いっぱいだねー、あれなんで私は寄ってこないんだ?来ないと八つ裂きにするぞー』
伏黒「その台詞に怖がってるかもしれないです……」
『え、うさぎ言葉分かんの?』
伏黒「まぁ、かもしんないです」
『ふーん、じゃ今日何料理にしようかな……ってへへ』
伏黒「せ、先輩……」
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化鮎(プロフ) - 香楽さん» わぁコメントありがとうございます(›﹏‹)嬉しいです!!更新頑張りますのでもう暫くお待ち下さい(›﹏‹) (4月23日 22時) (レス) id: 0a7cb3211d (このIDを非表示/違反報告)
香楽(プロフ) - 渋谷事変の続きがすごく楽しみです!!続き楽しみにしてますー! (4月22日 13時) (レス) @page14 id: 7e4e681784 (このIDを非表示/違反報告)
化鮎(プロフ) - うさぎさん» 読んでくださってありがとうございます。またご指摘ありがとうございます。硝子呼びなのは把握しておりますが、私が勝手に家入呼びにさせてます。気分で変えてます。トップにもある通り原作通りでは無いので大目に見てください。すみませんがよろしくお願いします。 (2月16日 4時) (レス) id: 0a7cb3211d (このIDを非表示/違反報告)
うさぎ(プロフ) - いつも楽しく読ませてもらってます!少しあれ?って思ったことがあるので、生意気かもしれませんが伝えさせて頂きます。五条は家入硝子の事を苗字ではなく、下の名前を呼び捨てに原作では読んでいるので、そこを直した方がいいんじゃないかな?と思います。 (2月16日 2時) (レス) @page7 id: 785d8f218a (このIDを非表示/違反報告)
化鮎(プロフ) - ふゆねこさん» ありがとうございます(T^T)♡♡ (2月15日 22時) (レス) id: 0a7cb3211d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あゆみ | 作成日時:2023年10月24日 0時