51話 問題児、バースデー ページ1
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「「先輩!!!誕生日おめでとうございます!!」」
誰もいるはずのない3年の教室に
待機していた一、二年生。
クラッカーの音が鳴り響く。
『…………う、うるさぁ』
真希「っほら言っただろ!!クラッカーはやめとけって!!」
棘「しゃけしゃけ」
パンダ「朝煩いの嫌いーって憂太情報忘れたのかー」
釘崎「うぇ?!!え、じゃブチ切れ案件?!」
虎杖「サプライズ失敗?!」
伏黒「俺達がここに居るの絶対気配で感じてましたよね」
『んーまぁ、それはそう。
ってホント君たち朝から仲良しだねー、煩いのは冗談〜。わざわざありがとう』
真希「……せ、せ、せ、先輩がありがとうって……」
パンダ「真希はAにいい思い出ないからな、1番ビビってんだよ」
釘崎「ああ、なるほど」
1つしかない机の上にはプレゼントで埋まっていた。
彼女は一つ一つ開けながら、辛口の感想を述べていたが
とても嬉しそうだった。幸せそうにメッセージも読んでいた。
賑やかな3年の教室
それを穏やかに眺める五条と硝子
硝子「私からのは後で渡そうかな、」
「結局何にしたのー?」
硝子「んー秘密」
「んだよそれ、」
硝子「……泣かせるなよ」
「違う意味で鳴かせるよ」
硝子「…………げー」
───
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『ふふ、んで、なんでマフラー?』
伏黒「そろそろ秋になるんで……」
恵がくれたのは私の好きな色のマフラーだ。
『普通すぎてなんかじわじわくる』
伏黒「普通ですみませんね」
『嘘だよー、恵がじっくり考えてくれたプレゼントでしょ』
伏黒「いや目の前にあったので、秒で決めました」
『んーあ、そう。』
マフラーは箱の中に丁寧に戻した。
もう少し肌寒くなったらこのマフラーを使おうとしよう。
『誕生日ってさ……産まれた事に対して憎む日だけかと思ってたけど、そうじゃないんだね』
伏黒「俺はまだよく分かんないです、」
『そっか、あのさ恵』
伏黒「…………姉、なんですか A先輩は
俺の、姉なんですか……_______________」
向き合う時間。
もう隠し事はなし。
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化鮎(プロフ) - 香楽さん» わぁコメントありがとうございます(›﹏‹)嬉しいです!!更新頑張りますのでもう暫くお待ち下さい(›﹏‹) (4月23日 22時) (レス) id: 0a7cb3211d (このIDを非表示/違反報告)
香楽(プロフ) - 渋谷事変の続きがすごく楽しみです!!続き楽しみにしてますー! (4月22日 13時) (レス) @page14 id: 7e4e681784 (このIDを非表示/違反報告)
化鮎(プロフ) - うさぎさん» 読んでくださってありがとうございます。またご指摘ありがとうございます。硝子呼びなのは把握しておりますが、私が勝手に家入呼びにさせてます。気分で変えてます。トップにもある通り原作通りでは無いので大目に見てください。すみませんがよろしくお願いします。 (2月16日 4時) (レス) id: 0a7cb3211d (このIDを非表示/違反報告)
うさぎ(プロフ) - いつも楽しく読ませてもらってます!少しあれ?って思ったことがあるので、生意気かもしれませんが伝えさせて頂きます。五条は家入硝子の事を苗字ではなく、下の名前を呼び捨てに原作では読んでいるので、そこを直した方がいいんじゃないかな?と思います。 (2月16日 2時) (レス) @page7 id: 785d8f218a (このIDを非表示/違反報告)
化鮎(プロフ) - ふゆねこさん» ありがとうございます(T^T)♡♡ (2月15日 22時) (レス) id: 0a7cb3211d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あゆみ | 作成日時:2023年10月24日 0時