33ノ亊〜灰蒼玉の乱入 ページ34
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宇髄「音の呼吸 伍ノ型 鳴弦奏々_________」
炭治郎「(宇髄さんが繋げた攻撃を無駄にはしないっ何とか回復の呼吸を……!)」
伊之助「ぐおおおお!!
善逸「……!」
堕姫「死ねっ不細工共!!!」
炭治郎達に続いて、天元の妻 雛鶴が応援に駆けつけ
毒を塗ったクナイを投げつけるが
妓夫太郎「血鬼術
斬撃で天蓋を作る鬼に交わされる
攻め込む宇髄はクナイに刺さりながらも、妓夫太郎の
足を斬る。
妓夫太郎「っ足が再生しない、恐らく藤の花から抽出されたものか……だが!!」
雛鶴「(お願い効いて……ほんの僅かでも、誰かが必ず頚を斬れる!)」
炭治郎「っりゃああ!」
宇髄「音の呼吸 肆ノ型 響斬無間」
一撃を入れようとするが、あっという間に足が再生され、鬼は姿を消す。
天元は何かを察したのか、屋根上を見つめる。
そこには雛鶴に近付く妓夫太郎の姿だった。
鬼は雛鶴の口を抑え潰し殺そうとしていた
妓夫太郎「よくもやってくれたなぁぁ」
宇髄「雛鶴……つ!!!」
堕姫の帯に邪魔され道場を塞がれる、炭治郎も必死に駆けつけ地に足をつけ踏ん張るが、そうそう体力も残っていない
雛鶴「天元様……っ私に構わず」
宇髄「やめろーっ!!!」
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残酷なものを目に焼き付く事になるかと思えば、
妓夫太郎の横に眩い刀が目に止まらぬ速さで、突き刺
さっていた。
宇髄「あの刀は……」
炭治郎「(煉獄さんの時の、けど色が違う)」
まれた刀。
妓夫太郎「……何かが可笑しい。何だこの威圧感は?得体の知れねぇ刀を相手に何だこの胸騒ぎは」
動揺している瞬間を狙い、炭治郎が雛鶴の元へ駆け
刀を鬼に向ける。息も酷く乱れている、このままの
ペースでは殺られる。
炭治郎「……一刻も早く決着をつけなければ」
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『予定より大幅に外してしまったようね』
花街から約100キロ離れた場所で高台へと戦闘の様子
を眺める。
時計を確認する、深夜にはまだ入ったばかり
自然はこんなにも穏やかなのに、流れる時間の空気は
不吉だ。
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神龍 - 続きを楽しみにしています。頑張ってください! (2021年1月26日 11時) (レス) id: 9280cade43 (このIDを非表示/違反報告)
三隣亡 - 大丈夫です。今かなり忙しい時期ですからゆっくりで大丈夫ですよ。気長に待ってますね。続き楽しみにしています!これからも頑張ってください! (2020年10月15日 23時) (レス) id: a01fb1d9df (このIDを非表示/違反報告)
化学的酸素要求量(プロフ) - 三隣亡さん» そう言って貰えて嬉しいです!!ありがとうございます!更新遅くなってごめんなさい! (2020年10月5日 22時) (レス) id: ca4637bf7d (このIDを非表示/違反報告)
三隣亡 - とても面白いです!!これからも頑張ってください!続きを楽しみにしてます! (2020年9月15日 0時) (レス) id: a01fb1d9df (このIDを非表示/違反報告)
化学的酸素要求量(プロフ) - うんちっちさん» 有り難きお言葉に感謝します!ありがとうございます!! (2020年5月19日 22時) (レス) id: ca4637bf7d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あゆみ | 作成日時:2019年8月21日 6時