36ノ亊~最期の恩寵 ページ37
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無限城
無惨「妓夫太郎が死んだ、上弦の月が欠けた」
集めた上弦達に淡々と応えた
上弦の弐 童磨「其れは申訳ありませぬ!どのようにお詫び致しましょう目玉をほじくり出しましょうか」
無惨「必要無い、貴様の目玉など……其れに未だに産屋敷一族を葬っていない、青い彼岸花はどうした?何故何百年も見つけられぬ、私は貴様らの存在理由が分からなくなってきた」
無惨の顔は怒りで血管が浮き出てくる
その威圧感に、上弦等は咄嗟にこうべを垂れていた
上弦の参 猗窩座「……」
上弦の壱 黒死牟「返す……言葉も……ない」
無惨「私が好きなものは不変、完璧な状態で永遠に変わらないこと……だが三百年振りに上弦を殺されて私は不快の絶頂だ……」
上弦の肆 半天狗「ひ、ひぃ……」
無惨「____________全てはあの人間が現れてからだ鬼殺隊の中にたった一人で、下弦から上弦までを倒した隊士がいる」
黒死牟「……」
猗窩座「(あの女のことか)」
無惨「だからこそこれからはもっと死に物狂いでやった方がいい、玉壺……情報が確定したら半天狗と共に其所へ向かえ」
上弦の伍 玉壺「ハッ!!」
猗窩座「耳飾りの男もそうだが……あの女には惨めな気分に合わされた……殺してやる」
黒死牟「……其れは無理だ」
猗窩座「な」
黒死牟「あの者を殺していいのは私だけだからだ
其れにあの時と比べ、確実に強くなっている」
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『……__________』
胡蝶「特に問題は無さそうですね、追加の薬は後でお渡し致します」
『ええ、頼むわ』
胡蝶「……それと御自分で自覚されてるかと思いますが今の宝月嫻さんの身体はここ最近の戦闘能力を分析しますと、かなり上昇続きです」
『……』
胡蝶「隊士としては嬉しい限りですが、度が過ぎています…戦闘価値は人間……云え、上弦上位に勝る強さ…之では人間の欠片も無くなってしまうのではと」
『それでいいのよ、私は勝てれば、悪魔でも鬼にでもなる…………寧ろ人間味を棄てたいくらい……まぁこの話は冗談に置き換えましょう。診察ご苦労様です』
胡蝶「……矢張り私には分かりませんね、彼女の糸が」
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神龍 - 続きを楽しみにしています。頑張ってください! (2021年1月26日 11時) (レス) id: 9280cade43 (このIDを非表示/違反報告)
三隣亡 - 大丈夫です。今かなり忙しい時期ですからゆっくりで大丈夫ですよ。気長に待ってますね。続き楽しみにしています!これからも頑張ってください! (2020年10月15日 23時) (レス) id: a01fb1d9df (このIDを非表示/違反報告)
化学的酸素要求量(プロフ) - 三隣亡さん» そう言って貰えて嬉しいです!!ありがとうございます!更新遅くなってごめんなさい! (2020年10月5日 22時) (レス) id: ca4637bf7d (このIDを非表示/違反報告)
三隣亡 - とても面白いです!!これからも頑張ってください!続きを楽しみにしてます! (2020年9月15日 0時) (レス) id: a01fb1d9df (このIDを非表示/違反報告)
化学的酸素要求量(プロフ) - うんちっちさん» 有り難きお言葉に感謝します!ありがとうございます!! (2020年5月19日 22時) (レス) id: ca4637bf7d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あゆみ | 作成日時:2019年8月21日 6時