19ノ亊~彼岸花の亡骸 ページ20
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煉獄の
産屋敷と柱たちへ伝えられた
炭治郎「(赤い……彼岸花?)
あれ、あの人は何処に行ったんだろう」
煉獄の傍に咲く1輪の彼岸花に何処か心奪われる
ただ、一点を見つめていた
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猗窩座「御報告に参りました無惨様」
無惨「例の物は見つけたか?」
猗窩座「調べましたが確かな情報は無く
無惨「で?」
猗窩座「無惨様のご期待に応えられるようこれからも尽力致します。御命令通り柱の一人は始末して参りましたので御安心下さいますよ……」
威圧で上弦の鬼は目から口からと血が溢れる
無惨「たかが柱、鬼が人間に勝つのは当たり前だろう、私の望みは鬼殺隊の殲滅……」
怒りで読んでいた本を千切る
猗窩座「……っ」
無惨「お前は得意気に殺したと報告しているが
あの場にはまだ三人の鬼狩りがいた、何故始末してこなかった?」
猗窩座「申し訳……」
無惨「勝手に謝るな、上弦の参も堕ちたものだな
…下がれ」
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雲が月に隠れる夜
『___________…足りない足りない』
挑発した鬼が次々と現れる
血鬼術で攻撃する鬼もいるが
其れを全部弾き飛ばす
頬に付いた返り血や、小刀に付いた血が垂れる
息を切らす所か殺す事に快楽に堕ちている
彼女の甲高い不気味な笑い声が響いていた
『嗚呼、雑魚鬼では相手にならない
早く彼奴を殺したいのに……
何故現れない何故我を殺しに来ない、あの時見たく交わりたいものだ』
横顔が蠱惑的に美しかった
絵になる姿であろう
彼女は何かに勘づいたのか、クルリと
体を後ろに向け長い爪を向ける
冨岡「…… 邪魔だ」
彼の首ぎりぎりに爪を向けていた彼女は微笑む
『義勇、体が疼くの殺したくて殺したくて堪らないの、けど此処の鬼は全て殺した……退屈なのよ』
冨岡「御館様がお呼びだ、何処にも居ないから探した……」
『そう、判った』
大人しく従い屋敷に向かおうとすると
袖を掴まれた
冨岡「……俺と、交わってからだ」
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神龍 - 続きを楽しみにしています。頑張ってください! (2021年1月26日 11時) (レス) id: 9280cade43 (このIDを非表示/違反報告)
三隣亡 - 大丈夫です。今かなり忙しい時期ですからゆっくりで大丈夫ですよ。気長に待ってますね。続き楽しみにしています!これからも頑張ってください! (2020年10月15日 23時) (レス) id: a01fb1d9df (このIDを非表示/違反報告)
化学的酸素要求量(プロフ) - 三隣亡さん» そう言って貰えて嬉しいです!!ありがとうございます!更新遅くなってごめんなさい! (2020年10月5日 22時) (レス) id: ca4637bf7d (このIDを非表示/違反報告)
三隣亡 - とても面白いです!!これからも頑張ってください!続きを楽しみにしてます! (2020年9月15日 0時) (レス) id: a01fb1d9df (このIDを非表示/違反報告)
化学的酸素要求量(プロフ) - うんちっちさん» 有り難きお言葉に感謝します!ありがとうございます!! (2020年5月19日 22時) (レス) id: ca4637bf7d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あゆみ | 作成日時:2019年8月21日 6時