０７３：そこは天井 ページ26
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猛烈にお腹が痛かった
焼けるような感覚が全身に走る。
誰かが泣き叫ぶ声がした、私の名前を呼ぶ声がした。
何度も何度も。
…ああ、悔しい
・
・
気づいたら目を覚ましていた。
あの時の激痛は収まっていた。
白い天井、花瓶に飾られていた綺麗な花、腕には複数の点滴。
『生きてる…』
まだ実感がわかない。
あれからどうなったのか。
…「―それでね今日はAに似合う薔薇を持ってきたの」
…「―今日こそは目覚めてるといいね」
話し声が近づいてくる、私はゆっくりと扉の方に目を向けた。
ガラガラ…
『…おはよう』
来てくれたのか同級生のねじれとミリオだった。
二人は驚いた表情で私に駆け寄った
ねじれ「起きてたの？起きて…っよかった」
ミリオは微笑んで…「おはよう」と静かに答えた
ねじれ「あっ、相澤先生に連絡してくるね」
『今はいいの、授業中でしょ。学校が終わった自分で連絡する。
それより状況説明してくれる』
病み上がり、一番弱いときなのに
彼女は真剣な眼差しで先のことを見つめていた。
ミリオは丁寧に話した
私が眠っていた間に起きたこと。
オールフォンワンに勝ったという喜ばしい事と
オールマイトの引退で世界はなきに暮れていた。
そして今後の時せぬ出来事を想定して雄英は生徒の安全を確保するべく全寮制度が
設立された。
ヴィランのおかしな動き、そしてヒーローに対する不安
雄英も非難の声で埋まっていた。
『危険対策をしたということね、』
ねじれ「うん、でも意外と快適だよ〜Aの部屋も用意してあるからね
大分狭く感じてしまうだろうけど」
『…ねぇ、二人とも私なんで生きてるの』
ミリオ「俺たちが来た時には瀕死状態だった。でも毒蝶が発現して君の身体全体をまとるように止まった、すると毒が引いて、バイタルも安定したんだ。お腹の傷は手術でどうにかなった。まぁ三週間も寝たきり状態、今は安静が大事だよ」
『毒蝶に解毒能力があったとは…』
ねじれ「ねぇ、A、もう無茶はしないで」
ねじれの悲しい表情、勿論私だって危険なことはしたくない痛いのも嫌い
でも…多分
最悪なことが今以上に起きてしまうと私は確信していた。
今回は生徒の犠牲者もなかったとはいえど
この先それが出てくるかもしれない
『それは出来ない、』
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菜の花 - 相澤先生の個性などすごく出ていて素晴らしいです！更新待ってます！ (6月12日 18時) (
レス) @page24 id: 500d504a1f (このIDを非表示/違反報告)
いちきちゃん - すぅぅぅ､､この作品大好きです!!(大声)いや､ほんとに何て言うんだろう､､大好き､､更新応援しています! (2023年3月17日 22時) (レス) @page22 id: bbdd29e3b1 (このIDを非表示/違反報告)
舞(プロフ) - 更新頑張ってください！！応援してます^_^ (2023年3月1日 9時) (レス) @page22 id: 17ec247796 (このIDを非表示/違反報告)
ユキヒメ - ど、ど、同棲！！パワーワード……良かったなぁ…蝶野 (2021年11月29日 18時) (レス) id: 27d3bccb82 (このIDを非表示/違反報告)
化鮎(プロフ) - ユキヒメさん» いつもコメントありがとうございます！婆さんやっちまったようですね…お褒め頂き嬉しいです！ (2021年10月1日 1時) (レス) id: ca4637bf7d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あゆみ
| 作成日時：2021年9月20日 20時
