0 7 0 : 死に間際 ページ23
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『その余裕面、今にでも叩き潰したい気分よ』
私はゆっくりと立ち上がって、手袋を外した。
相澤先生は私を止めるべく、近付くが
『相澤先生、仇なんです。この元凶を倒さない限り私は本当のヒーローになれないと思ってます』
相澤「っだからといって危険な目に合わせる訳にはいかないだろ！！！」
『家族も居なくなった、私の居場所を奪おうとする奴を野放しにすることはできません。あいつを倒せるのは私だけです、仇打たせてください、お願い相澤先生』
相澤「……っそれでもダメだ……危険すぎる！！！A、冷静にもう一度考えてくれ、もう俺は……誰も失いたくない」
『……先生、大丈夫だから。私も何も失いたくないから、だから戦う。同じ過ちを繰り返さないためにも』
手袋を外しきって、地面に落とす
手から大量の毒蝶が発生する。
「貴方の毒蝶には欠点がある、それは脆くてすぐ壊れる。
脳無で一瞬で破壊に……」
『ほんとバカね、私の全てを知ったように語っているのが本当に馬鹿らしくて』
「何が言いたいのですか」
『貴方は何も知らない。毒蝶の本当の恐ろしさを
───』
ヒラヒラと待っていた毒蝶は彼女の身体に纏わりつき、彼女の肌に牙を立て血を吸い始める。
それは痛みも伴い、彼女は歯を食いしばりながら痛みに耐える。
「一体何を……」
『毒蝶の発現者である私の血を吸うことによって、毒蝶はより強力な力を得る……まぁ痛いのが難点だけど…………』
彼女は敵の方に手を伸ばした、毒蝶は血を吸ったせいか輝いていた。そして敵の方へ物凄い勢いで向かう。
覚醒を得た毒蝶は恐ろしく、あっという間に脳無を喰った。
「…………っ！」
『さて、雑魚も消えたところだし、次は貴方よくそばばぁ
歯を食いしばる覚悟は出来てる？』
「生意気な小娘に成り上がったものだな…………っぐ……んなっ」
確かに目の前にいたはずが、彼女は毒蝶の幻影で敵の真後ろに移動していた。そして彼女は悠長なく、素手で敵の腹を貫通させた。
相澤「なっ！！！」
あまりにも惨い光景に、息が詰まる。
「……っがはっっ」
血を吐き倒れる
『相手が悪かったのよ何もかも、痛い？死ぬほど痛い？こんな痛み……私が家族を亡くした痛みに比べたら大したものじゃない。だから…………ヒール』
貫通した腹はゆっくりと回復していく
相澤「あれは……」
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菜の花 - 相澤先生の個性などすごく出ていて素晴らしいです！更新待ってます！ (6月12日 18時) (
レス) @page24 id: 500d504a1f (このIDを非表示/違反報告)
いちきちゃん - すぅぅぅ､､この作品大好きです!!(大声)いや､ほんとに何て言うんだろう､､大好き､､更新応援しています! (2023年3月17日 22時) (レス) @page22 id: bbdd29e3b1 (このIDを非表示/違反報告)
舞(プロフ) - 更新頑張ってください！！応援してます^_^ (2023年3月1日 9時) (レス) @page22 id: 17ec247796 (このIDを非表示/違反報告)
ユキヒメ - ど、ど、同棲！！パワーワード……良かったなぁ…蝶野 (2021年11月29日 18時) (レス) id: 27d3bccb82 (このIDを非表示/違反報告)
化鮎(プロフ) - ユキヒメさん» いつもコメントありがとうございます！婆さんやっちまったようですね…お褒め頂き嬉しいです！ (2021年10月1日 1時) (レス) id: ca4637bf7d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あゆみ
| 作成日時：2021年9月20日 20時
