０５８ : キケンな香り ページ12
・
「A…
いいのか？」
『う、うん…』
可愛らしく照れて、もじもじする彼女に愛おしく感じたか
相澤は口に手を抑えて、彼自身も照れてしまう。
「俺がすることは…その…本来はダメな事だ…それはわかるか？」
『うん、分かるよ…私まだ未成年だし
でも私相澤先生好きだし…先生に抱かれたいし…、先生だからいいの』
「………っーーーっ！」
先生は何故か私の肩にズンっと顔を乗せた。
『せ、先生？』
「暫くこのままでいてくれ
(っやべぇな、……あと少しで自制出来なるところだった…抱くどころか乱暴に抱いちまいそうだ)」
…先生疲れてるのかな？
私の肩に顔を乗せてるけど。
そんな疲れている先生の背中に腕を回して、トントンっと背中を摩る。
『今日もお疲れ様…』
先生との居心地を覚えてしまった私は、一足先に眠りに落ちてしまった。
_______
_______________
「……たく、相変わらず軽いな」
眠りについた彼女を抱き上げて
自分のベットに寝かせる
『相澤…先生…一緒に……』
「なんの夢見てるんだか…」
安心しきった表情の彼女の頬をぷにっと摘んで
相澤も微笑む。
「……はぁ、……俺も弱ったな………
昔の俺はこういう事に無駄無駄と呟いていたが、お前といる時間は宝だと思ってしまう。」
だがそんな宝をぶち壊そうとする輩がいる
…黒幕が誰かなのかは分かったが
これ以上、彼女が傷つくのは絶対に許さない。
そんなやつに涙を流す必要も無い。
「_______________
お前だけは守る
絶対に_______________」
・
・
『……ん…………朝……』
パチッと目を開くと、隣にはこちらの様子を見つめる相澤先生がいた。
「おはよう」
『ちょちょ！！！な、何？！！顔近！！！』
「寝てる顔は可愛いもんだ…昨日夢の中で何度も俺の名前を言っていたが…何見てたんだ？」
『え？！！！なんだっけ…
えっと………あ、……いや…その』
「……変態」
と呟く先生に
私は勢いよくベットから立ち上がる
『なっな、なっな！！！！！
先生が悪いんだから！！！相澤先生が手出さないから！！！！
欲求が……出て…』
…今私なんて？！！
…よ、欲求？！！！
…今、口から欲求って！！
『っ先生の馬鹿！！！！！』
慌ただしい朝でした
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菜の花 - 相澤先生の個性などすごく出ていて素晴らしいです！更新待ってます！ (6月12日 18時) (
レス) @page24 id: 500d504a1f (このIDを非表示/違反報告)
いちきちゃん - すぅぅぅ､､この作品大好きです!!(大声)いや､ほんとに何て言うんだろう､､大好き､､更新応援しています! (2023年3月17日 22時) (レス) @page22 id: bbdd29e3b1 (このIDを非表示/違反報告)
舞(プロフ) - 更新頑張ってください！！応援してます^_^ (2023年3月1日 9時) (レス) @page22 id: 17ec247796 (このIDを非表示/違反報告)
ユキヒメ - ど、ど、同棲！！パワーワード……良かったなぁ…蝶野 (2021年11月29日 18時) (レス) id: 27d3bccb82 (このIDを非表示/違反報告)
化鮎(プロフ) - ユキヒメさん» いつもコメントありがとうございます！婆さんやっちまったようですね…お褒め頂き嬉しいです！ (2021年10月1日 1時) (レス) id: ca4637bf7d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あゆみ
| 作成日時：2021年9月20日 20時
