53 : 彼女が記した手帳 ページ4
・
紅丸｢仕組まれ、た……事だったのか？
俺はこの手で樹を殺した。Aの目の前で、俺はこ
の手で、それをお前はそうなると知っていた……
っなんでだ！！！なんで言わなかった！！！なんで……お前は俺の味方じゃねぇのか？！｣
紺炉｢紅、先ずはその鍵を持って……｣
紅丸｢っんなもんどうでもいい！早く言いやがれ……さもねぇと俺はお前を……｣
紺炉｢早く行けつってんだ！！｣
荒らげた声で、紺炉は紅丸の肩を揺さぶる
紺炉｢先ずはそこに行け、帰ってきたら全て教えてやる。今はその鍵を持って、目的地に行け。俺が今言えることはそれだけだ｣
紅丸｢……いいだろう、帰ったら絶対言えよ｣
紺炉｢そんなに睨まずとも、俺に二言はねぇよ｣
・
・
紅丸｢来たはいいが……あの
立派な門を潜り、施錠無しの屋敷の中へと入る
屋敷の中は、人の気配は無く。
恐らく中隊長もAもいない
何処に行ったのかは、後回しにし。
紅丸は地下へ続く扉に、持っていた鍵を差し込み
開く。
ずらりと並ぶ、書物と秘宝
紅丸｢…………此処に行けば分かるって……いや、
まさかこの大量の本を読めってことか？信じたくねぇ…………(何だ奥の方から空気を吸いこんでいる)｣
だが奥の方は壁と、本棚しかない
微かに、この先から何かを感じるのは確か
紅丸｢まぁ、彼奴は頭の良い奴だったな
そう簡単に部屋に辿り着ける訳がねぇよ｣
紅丸は目に止まった、本棚を倒す
すると棚の後ろには頑丈な扉があった
再び鍵を差し込むと、扉は開き長い通路が続いていた
紅丸｢……この先か｣
細い通路に足を踏み入れると、赤い炎が照らす
一体、どいう仕組みなのか紅丸には理解が出来なかっ
たが
足を止めることなく、ただ細く長い通路を歩いた
そして段々と光が目に入り、出口へと辿り着く
紅丸｢此処は｣
地下とは思えない程の広さ
その広さに対しては、真ん中に机一個という
奇妙な部屋であった。
机の上にあった一冊の手帳に目が止まり、紅丸は手に取りページを捲る。
1ページ目にはたった一言書かれていた
8月15日 樹が死んだ日
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あおり(プロフ) - 化学的酸素要求量さん» please.更新!!がんばってください！ (2020年11月25日 17時) (
レス) id: a183b3bfa3 (このIDを非表示/違反報告)
化学的酸素要求量(プロフ) - あおりさん» 全然大丈夫ですよ！ちょっと分かりにくいですよね笑私も最初そうでした！気にしないでください！ (2020年11月16日 20時) (レス) id: ca4637bf7d (このIDを非表示/違反報告)
化学的酸素要求量(プロフ) - ノアさん» 読んでくださってありがとうございます！更新頻度落ちてしまってごめんなさい、、更新頑張ります！ (2020年11月16日 20時) (レス) id: ca4637bf7d (このIDを非表示/違反報告)
あおり(プロフ) - 化学的酸素要求量さん» あおりです。ごめんなさい、レスのやり方わかりました…すみません＼(_ _) (2020年11月16日 19時) (レス) id: a183b3bfa3 (このIDを非表示/違反報告)
ノア - すごい面白いです！更新これからもがんばってください！ (2020年11月13日 21時) (レス) id: 446b9f453e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あゆみ
| 作成日時：2020年9月2日 23時
