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榮「見ての通り、野良犬から姫を助けたんです
其れにまだ自分の罪の重さを知らないのですか」
紅丸「それは俺が一番知ってる、大体お前が関与する要素ねぇだろうが」
榮「……よく喋る犬だな貴様は、俺の大事なA様がこんなに胸を痛めてるってのに、お前はずかずかと土足で心の中に入ろうとする……うぜぇんだよ……少しは考えろよ、せめてもの償いで関わらねぇとかよ」
真面目の彼からは考えられないほど突然口が悪くなる
紅丸「……脅しのつもりか分からねぇが、Aの事何処まで知っていやがる」
榮「それは、体隅々まで把握済みに決まっ……」
紅丸「巫山戯るな、てめぇ……」
榮「私も忙しいので、これにて失礼致します
どうぞ皇国の謎を解いて見てください」
颯爽に彼女を抱き抱えた、榮は消えていく
紅丸は手に持った先程の鍵を見つめ、握る
紅丸「………お前はこれを俺に託してどうする……
この鍵の意味が真実ということなら……俺は」
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紅丸「悪ぃ遅くなった」
ジョーカー「随分と上が騒がしかったから殺られたと思ったぜ」
紅丸「色々とな…………んで何で第1の大隊長がこんな所にいやがる」
ジョーカー「聖陽教の秘密の手掛かりを渡しに来たってな」
紅丸「話が見えねぇな……何だそもそもテメェら知り合いなのか?」
ジョーカー「バーンズは聖陽教の表と裏の繋ぎ役だったんだよ、昔こいつによく面倒を見られてた」
紅丸「……へぇ」
バーンズ「始まりの聖陽教は仕組まれて興った宗教かもしれないという事だ」
ジョーカー「だったら尚更、こんな宗教はぶっ潰しちまえばいいんだ」
バーンズ「始まりは兎も角、今の聖陽教が人々の心を支えているのは確かだ……潰すのは混乱を生む」
ジョーカー「始まり……二百五十年前に何が起きたのか真実を知るものは誰もいない……」
紅丸「いや、Aなら……彼奴なら何か重大な事を知っている、本人は知らないふりをしてるが。第1の大隊長さんよ、Aの事何か知ってるのか」
バーンズ「……妃鳳大隊長か……情報を漏らさない方だからな俺もよく分からない……ただ」
紅丸「ただ……?」
バーンズ「この件に関係ない話、数年前に起こった篝火家惨殺事件……」
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あおり(プロフ) - 化学的酸素要求量さん» please.更新!!がんばってください! (2020年11月25日 17時) (レス) id: a183b3bfa3 (このIDを非表示/違反報告)
化学的酸素要求量(プロフ) - あおりさん» 全然大丈夫ですよ!ちょっと分かりにくいですよね笑私も最初そうでした!気にしないでください! (2020年11月16日 20時) (レス) id: ca4637bf7d (このIDを非表示/違反報告)
化学的酸素要求量(プロフ) - ノアさん» 読んでくださってありがとうございます!更新頻度落ちてしまってごめんなさい、、更新頑張ります! (2020年11月16日 20時) (レス) id: ca4637bf7d (このIDを非表示/違反報告)
あおり(プロフ) - 化学的酸素要求量さん» あおりです。ごめんなさい、レスのやり方わかりました…すみません\(_ _) (2020年11月16日 19時) (レス) id: a183b3bfa3 (このIDを非表示/違反報告)
ノア - すごい面白いです!更新これからもがんばってください! (2020年11月13日 21時) (レス) id: 446b9f453e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あゆみ | 作成日時:2020年9月2日 23時