8 : 正義と悪は表裏一体 ページ8
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秋樽｢えっと…何故東京皇国軍の少将が此方に居るのでしょうか。然も特殊殲滅部隊の方が第8に何か様でしょうか｣
第8の隊員が見つめる先は、皺の無い軍服を身に纏う
銀髪にオールバック、そして厳格を要する眼鏡
ヴィンセント・シュベインは傾いた眼鏡を整える
シュベイン｢警戒するのも仕方が有りません、然し今は危害を加えるという要件では御座いません。特殊殲滅部隊の名に置いて謝罪に参った迄です｣
火縄｢謝罪……？｣
少将は軍帽を脱ぎ、胸に手を置きお辞儀をする
シュベイン｢我が主君、神喰A様が第8特殊消防隊 二等消防官である森羅 日下部殿に
環｢…………失礼ですが、何故貴方が謝るのですか？｣
リヒト｢そうですよ、謝罪するのは少将でもなく
其方の主君では？｣
茉希｢ちょっとお二人とも……｣
シュベイン｢頭を下げるのは私の仕事です
まさか主君が頭を下げる事をご希望ですか？｣
アーサー｢何巫山戯た事を……当たり前じゃな｣
茉希は後ろからアーサーの口を手で覆って
話を遮り、慌てた様子で改めて言葉を直す
茉希｢い、いえ！違います、違います！閣下がそんな相応しくない振る舞いをするのは、気が重いですし。其れに新人に閣下の存在を伝えなかったのは、私達の落ち度だと思っています。ですからこの件はその無かったことに。｣
シュベイン｢流石、尾瀬家です。状況把握に理解して頂き感謝致します｣
茉希｢森羅、それで大丈夫？｣
茉希は森羅の顔を向いて、必死にウィンクをして
何かを伝えようとしていた
森羅｢はい……俺も大変失礼な事をしたと思っています…………卦度、卑怯だと思います｣
秋樽｢し、森羅？｣
森羅｢弱肉強食の世界だと知ってますが、其れでも自分より弱い立場の人間をあんな粗末に扱うのは如何だと思います。増して、人間に鎖を付ける等、之は人として問題では無いのでしょか｣
シュベイン｢成程、あの捕虜達が気になるのですか｣
森羅｢捕虜という言葉も相応しくないです｣
森羅は動じず、少将の瞳を真剣に見つめた
シュベイン｢なら確認しますか？その方が早いですから｣
アーサー｢確認って｣
シュベイン｢特殊殲滅部隊は第8特殊消防隊を歓迎します｣
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もやし - めっちゃ面白いです！！続きまってます！！ (2022年7月25日 1時) (
レス) @page3 id: 2aa5ee0a9a (このIDを非表示/違反報告)
化学的酸素要求量(プロフ) - 名無しさん» 読んでくださってありがとうございます。返信大変遅くなりました。更新なかなか出来ず申し訳ないです。近々あげる予定です泣！ (2021年2月17日 0時) (レス) id: ca4637bf7d (このIDを非表示/違反報告)
名無し(プロフ) - とても面白くて雰囲気が好きです！！更新頑張ってください！ (2020年12月5日 18時) (レス) id: 579dc41f42 (このIDを非表示/違反報告)
化学的酸素要求量(プロフ) - I.SHUN48さん» コメントありがとうございます！お褒め頂き光栄です、、！確かに言われてみれば雰囲気がめちゃんこ似てますね！！かっこいいって思ってくれて嬉しいです！ (2020年11月29日 23時) (レス) id: ca4637bf7d (このIDを非表示/違反報告)
化学的酸素要求量(プロフ) - こっちんさん» コメントありがとうございます！更新頻度遅くなってすみませんです！！ (2020年11月29日 23時) (レス) id: ca4637bf7d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あゆみ
| 作成日時：2020年8月20日 0時
