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21 : 僅かな罅割れ ページ21











現れるセプター4は整列し、剣を揃え構える





そしてその中を堂々と歩く、青の王





宗像礼司______________








その男は、眼鏡を上げ私を見つめる









『此処は私の領域(テリトリー)よ、貴様たちを呼んだ覚えはない』







宗像「口を挟むようで申し訳御座いませんが、その前に貴方の身柄は我々が預かっています。貴方を御守りするのが役目、御前の御命令です」









『先代は死んだ、自分の身は自分で守れる』







宗像「やれやれ聞き分けの悪いお嬢さんだ……」








『今なんと言ったの』








宗像「確かに貴方は黄金の王の力を受け継いでいますが、まだ完全では無い。こんなにもダモクレスの剣が不安定だと、貴方は力の制御に溺れ意識を失います
ですので、この件は我々セプター4に…………」









『私に口答えするな_____________……!』









感情が昂り、彼女の力が青服に襲い掛かる




あまりの強さに、吹き飛ばされそうになるが




地に足を付け踏ん張る









淡島「……Aさんっ……なんて力」






伏見「バケモンかよ……」








宗像「成程…………この能力を使いこなせば、間違いなく比水流と対等にやり合えるという事ですか……しかし状況を応じた戦いの経験の差は此方が有利です」









『_______________……っな』









もう遅かった




隻腕の男が私の背後に周り、一瞬で





峰打ちをされ、倒れる









善条「…………少々手荒でしょうか」









宗像「助かりました、この作戦に乗ってくれるとは思ってもいなかったので驚いていますが……何か深い理由でも?」






善条「いえ、…………ただ少し室長に任せるのは、不安だったからです」









宗像「ほう……そうですか…………」









善条は意識を失った彼女を軽々と抱き抱える









淡島「室長、既にドレスデン石盤が無くなっています」







宗像「一歩遅かったようですね、仕方ありません。引き続き捜索を、まぁ切り札を手に入れた訳ですし、撤退をしましょう。」









__________







_______________









善条「…………はぁ」

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化学的酸素要求量(プロフ) - いちごさん» ありがとうございます!更新なかなか出来ず申し訳ないです、、。必ずや更新させます! (2021年4月14日 0時) (レス) id: ca4637bf7d (このIDを非表示/違反報告)
いちご(プロフ) - 素敵な作品ですね!更新楽しみしてます! (2021年4月11日 13時) (レス) id: a2b06cd108 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あゆみ | 作成日時:2020年5月10日 2時

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