19 : 僅かな罅割れ ページ19
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｢損害規模範囲が広い、一体何のために
｢これでは、秩序維持も何も国民に疑われかねない…｣
｢いやもう、疑われている。実際にメディアが紛糾しているしな｣
｢神代さん、本当に我々は貴女方を信じていいのですか？｣
死に損ないの老人が、言い争い、……というよりは
文句の口を開いている
上座に座る彼女は、耳を傾けること無く
テーブルにある書類に目を通す
『______________……なら貴様達が対応するか？』
｢っ貴様！目上の者に対して何だその無礼は！｣
｢寄せ！相手は國常路だ｣
｢ふん、たかが國常路大覚様の孫娘だろ…力が無ければただの抜け殻だ｣
『國常路大覚は不在では無い、既に死んでいる』
総帥｢……え、｣
『私が國常路の名を継ぐ、新たな黄金の王だ
私を愚弄する者は、許さない
これでお前達は頭が上がらないだろ』
その話を聞いて、非難の声を出していた老人は
冷や汗をかいて、頭を下げていた
『あなた方はただ我々のする事に目を瞑っていればいいのですよ』
すると、突然と爆発音が響く
後ろの窓を見つめると、御柱タワー付近で煙が上がっていた
総帥｢何事だね｣
『………………彼処は』
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・
急いで駆け寄ると、國常路の拠地に
緑のクランズマンが侵入し、親衛隊であるウサギ達が
侵入を防ごうとしているが、状況を察するに
不利な状態ではある
その中に一人、かなりの戦闘力を有する男が
ウサギを一気に倒していく
『____________…………止まれ』
私の声に反応して、ピタリと動きを止める紫色髪の男
御芍神｢あら、アナタは確か國常路大覚の孫娘だったかしら｣
ウサギ｢A様、お下がりください！奴らの目的はドレスデン石盤です｣
『何だと、そんな事あってはならない！』
御芍神｢ダメって言われてもね……こっちも命令があるのよ。其れに｣
男は、私の方に近づく
鳴り響く踵の音がどんどん強くなる
ウサギ達は止めようとするが、あっさりと振り飛ばされる
御芍神｢新たな黄金の王という肩書きがあってもね、
あなたは弱い 何故なら何の力もないから｣
『…………御芍神紫』
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化学的酸素要求量(プロフ) - いちごさん» ありがとうございます！更新なかなか出来ず申し訳ないです、、。必ずや更新させます！ (2021年4月14日 0時) (
レス) id: ca4637bf7d (このIDを非表示/違反報告)
いちご(プロフ) - 素敵な作品ですね！更新楽しみしてます！ (2021年4月11日 13時) (レス) id: a2b06cd108 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あゆみ
| 作成日時：2020年5月10日 2時
