+14.勘操り愚美とマフィア ページ14
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悪魔の笑い声が響き渡る中
黒服の部下が一斉に走り階段を降りる
中也「何だァ?
それに続き息を切らした銀杏の髪色をした
部下が近付く
樋口「中原幹部急ぎロビー迄お越し下さい!
管轄区域に侵入した小規模の敵と交戦中に突然と………」
慌てて一階のロビー迄まで駆け寄るが
陰惨な光景であった惨い有様に息が詰まる
ざっと見た所三十名程の重症患者が横倒れもがいてる
巻き付かれた包帯滲む血
これ程の数となれば黙っていられない
樋口「後から駆けつけた黒蜥蜴はかなり損傷が大きく集中治療室に運ばれました」
中也「……突然と誰が現れた?!」
樋口「目撃情報は皆噛み合っていないのです断定が出来ません…」
『恐らく之のせいでしょう』
部下の服に付着していた白い粉を摘み舐める
中也「おい何舐めてぇんだよ少しは抵抗しろって」
『矢張り雛芥子から抽出したアルカロイドの毒ね
この薬のせいで頭を混乱させた云わば幻想を魅せられていたのよ』
樋口「
中也「王冠の野郎か、糞野郎相当手慣れしてやがる
だが何故今回は仕留めなかったのか?」
『私達を遊んでいるのでしょう掌の上で、挑発を被せ脅し混乱させ甚振る頻度は増していくばかり
之は大きな戦になりそうね…』
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歯車は突然と可笑しくなる
横浜の街を歩いている時
『______…何だか最近付いてないわ』
目の前には政府の部隊と内務省異能特務課である
新人エージェント辻村深月が現れる
辻村「碓氷 Aさん 犯人隠蔽罪及び指名手配組織
怠惰な溜息を吐いて思うままに従う
『まさか私が犯人扱いされてるだなんて笑えない冗談ね』
辻村「本当辞めてくださいよA先輩、口は悪いですけど一応尊敬してたんですよ」
『あら私に好意を売ってるのかしら卦度残念
同性経験無くて無垢なのよ』
包囲され銃口を向けられそのまま取調室に運ばれたのであった
勿論目の前にいたのは長官である種田山頭火
そして不屈そうに見つめる坂口くんの姿であった
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化鮎(プロフ) - 小桜さん» 読んでくださってありがとうございます🥺🥺やっぱすぐに予想着きますよね笑。お褒め頂きありがとうございます!とても嬉しいです! (2021年11月30日 23時) (レス) id: ca4637bf7d (このIDを非表示/違反報告)
小桜(プロフ) - ヤバいです……!めっちゃ泣けました。黒幕はだいたい予想ついてたけど、それ以外にも驚きの連続で、飽きることなく読めました。最高の作品をありがとうございます! (2021年11月29日 21時) (レス) @page50 id: 8b4a915ba2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あゆみ | 作成日時:2019年4月26日 19時