+22.Queenからの招待状 ページ22
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卯の花の咲く時分、梢は新緑を基調とし
夏霞の靡いた空が広がる昨今
此の夜ら、我が拠点に御招待致す
盤上の上でお待ちしている
王冠 Queenより
白い封筒に赤い
紋章には王冠が掲げられていた
安吾「この好機を狙い
辻村「尚、王冠側に武器を破壊する異能力を保持してる者もいる為、異能戦部隊は不要です」
「粗方、敵組織の異能は把握済みです今すぐ出征可能です」
種田「善い、この手紙は恐く武装探偵社、ポートマフィアにも贈られているだろう。我等は第一に拠点を破壊し活動を停止する完了次第組織の面子を捕らえよ、但し殺すな気絶程度であれば腕を斬っても構わない」
安吾「承知致しました、辻村君早急に準備を」
辻村「了解しました」
画面に映し出された文章を目で追う
種田「碓氷、貴君には別の任務を与えるが
今行われる王冠討伐に加わるな善いかね」
『異能も持たない頭脳戦の私は戦場で殺られるだけですから正しい判断ですわ、然しこの招待状は罠ですよ?』
種田「嗚呼そうだ、寶普段表に出ない特務構成員である異能力者を動員させる」
『成程、戦力を上げるというわけですか
任務は不要ですわ、もとの部署に戻り研究に励みますので私は毒に愛されているのですから』
種田「うむ良かろう、目的が果たせたら褒美をやろう」
そう告げ異能のある者は戦へ向かい立ち去る
『色は匂へど散りぬるを……残酷ね』
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ポートマフィア
鴎外「王冠にマフィアを欺いた
後で紅葉君を向かわせる、マフィアの正しい手入れで殺せ」
中也・芥川「了解しましたボス」
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武装探偵社
福沢「街の均衡を保ち任務を遂行する脅威樽組織は
裁くのだ」
探偵社員「はい!!」
与謝野「……乱歩さん?」
思慮深く考え外を眺める
乱歩「(何かが可笑しい何故王冠は快く拠点に招く……罠であることは確かだ何処を見落としているんだ)」
太宰「……。」
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化鮎(プロフ) - 小桜さん» 読んでくださってありがとうございます🥺🥺やっぱすぐに予想着きますよね笑。お褒め頂きありがとうございます!とても嬉しいです! (2021年11月30日 23時) (レス) id: ca4637bf7d (このIDを非表示/違反報告)
小桜(プロフ) - ヤバいです……!めっちゃ泣けました。黒幕はだいたい予想ついてたけど、それ以外にも驚きの連続で、飽きることなく読めました。最高の作品をありがとうございます! (2021年11月29日 21時) (レス) @page50 id: 8b4a915ba2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あゆみ | 作成日時:2019年4月26日 19時