+1．虞美の悪女 ページ1
･
･
此処は内務省異能特務課の奥深くある最下層の地下
言わば我等が研究する違法･合法的では無い薬や植物
を機密事項として扱い研究する為の研究室
勿論これは特務課で行われてる事で何の問題もない
そしてこの研究室の長である私
試験管にある100％劇物である薬をペロリと舐める
『_______________…身体の痺れ後に麻痺か』
普通に考えて毒物を舐める奴等いない
｢っう…あのまだですか…｣
苦しそうな声の矢先は
彼女の脚に踏み台とされてる男だ
『誰が喋れと言ったのかしら？命令も聞けない部下は火破りにする運命だけれど』
｢……すみま｣
彼女は足を退かして男の顎をクイッとさせ
喉笛にナイフを突き付ける
『喋るなと言ったはずよ、知ってるかしら死んだ後脳はまだ動いてるらしいじゃない良い機会よ使えなかった分研究の為に貴方の命を……』
今にも気絶しそうな顔色で唾を飲み込む
その途端
安吾｢仕事増やさないでください夏目さん｣
この人が来ると周りの者は安心した表情に変わる
………(後でお仕置きね)
『性にあわないんじゃないの？坂口くん』
血相抱えた男は持ち場に戻りネクタイを綺麗に整える
安吾｢秩序を守ってくださいこれ以上悪化すれば追放も可能ですよ｣
『坂口くん、夏目では無く
それにこの間ファーストネームを呼んで良いと許可出したのに』
慣れたような手付きで安吾の頬を撫でる
つま先を立てそっと顔を近づけると
手で塞がれる
『あら、坂口は真面目ね』
安吾｢何人も交わした唇と相手したくありません｣
『まぁ私は真面目で眼鏡男は興味無いわ、それに
童貞となると論外』
安吾｢はぁ、夏…碓氷さん今日は別件で来ました｣
白衣を着た彼女は椅子に足を組んで座る
誰も憧れる長い脚が惹きたてる
『別件？』
安吾｢種田長官からの御達しで異能力開業許可証をもつ組織の視察をお願いしたいと之は秘密裏では無く両者の長に許可は出しているとのことです｣
『視察ねぇ』
ｰ1ｰ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 227人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「文豪ストレイドッグス」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
化鮎(プロフ) - 小桜さん» 読んでくださってありがとうございます🥺🥺やっぱすぐに予想着きますよね笑。お褒め頂きありがとうございます！とても嬉しいです！ (2021年11月30日 23時) (
レス) id: ca4637bf7d (このIDを非表示/違反報告)
小桜(プロフ) - ヤバいです……！めっちゃ泣けました。黒幕はだいたい予想ついてたけど、それ以外にも驚きの連続で、飽きることなく読めました。最高の作品をありがとうございます！ (2021年11月29日 21時) (レス) @page50 id: 8b4a915ba2 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：あゆみ
| 作成日時：2019年4月26日 19時
