４３~mikoto Side~林檎飴 ページ14
あいつは笑顔で女将に連れられてどっか行っちまった__________浴衣を着るとか言ってたが
［…女って…めんどくせぇな…］
と頭を掻きながら呟く
｢彼氏さんも着ますか？｣
［…いや俺は…いい］
｢女の子というものは、彼氏の見たことの無い姿を見てキュンとするもんなんですよ、きっと彼女さんもそれを望んでいますよ｣
［…だから俺は…いい(しつけぇな)］
｢きっときっと！彼女は惚れてしまいます｣
［…あー。(しつけぇ爺さんだなぁ…わかった)］
_______________()
浴衣ってこんなにきついものなのか
首元が締め付けられて気に入らねぇが…
｢まぁ…緩くしてもいいだろ｣
バンっ
『尊…ほら！って…あれ』
あいつは固まった表情で俺を見た
『尊…浴衣着たんだね』
｢…ああ、(つか似合いすぎだろ…あいつ)｣
俺の目の前に映ったのは
見違えるほどいつもと違う(名)だった_________
少し照れながらのあいつは顔を赤らめていた
『ちょっと胸元開けすぎ！もっと締めないと』
一瞬あいつの白い肌が俺の肌に触れた
゛別にどうてっことないが________
あいつは気にしすぎだ
動揺しまくってやがる
［…(わかりやすい奴…)］
あいつは本当に綺麗だ。
、誰よりも
あいつを見ていると
触れたくなる____________喰っちまいたいくらいだ
『尊行こっか！』
隣合わせで歩いている。
多分Aも緊張してるのか？と思いながらも
下駄を鳴らしながら歩く
［…(ちっせぇ)］
ヒールを履いていないせいか、いつもより小さく見えた。
こいつは今俺の隣にいるのか、
゛ もう離したくもねぇ
ずっと此奴は俺のもんで゛離さない
__________薔薇の香りを漂せ
首筋は開いたまま、
｢…｣
『林檎飴』
赤い林檎飴を物欲しそうな目
｢食いたいのか…？｣
『う、ん』
｢それ一つ…｣
『この林檎飴、アンナちゃんに食べさせてあげたかったな』
｢また夏に行けばいいだろ…｣
｢そうだね…甘い｣
シャキ…シャキ
林檎のような感触
『一口食べる？…はい、』
［…ああ、……甘ぇな］
『そうだね、尊と食べると余計に甘くなっちゃう』
一言あいつは大人っぽい発言する
俺はあいつの笑顔を見るたび
、いつの間にか笑っていた
［もっと…甘ぇもん…お前にくれてやる］
甘い言葉_______________
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Ayu__mi(プロフ) - みーちゃんさん» 有難うございます！そう言って貰えて涙止まりません笑！素敵なコメントありがとうです！ (2019年3月23日 12時) (
レス) id: ca4637bf7d (このIDを非表示/違反報告)
みーちゃん - 今日見始めたんですけどすぐ読み終わっちゃいました！やばすぎて！本当にいいものを見せてもらいました！見ていて幸せになりましたにやけちゃう時もありましたこれからも頑張ってください！応援してます！ (2019年3月23日 11時) (レス) id: c64b1f6e9c (このIDを非表示/違反報告)
あゆみ(プロフ) - #ゆきおじ#さん» あああ！！コメント毎度毎度ありがとうございます！そう言ってもらえて嬉しいです！！！ (2018年2月13日 23時) (レス) id: ca4637bf7d (このIDを非表示/違反報告)
#ゆきおじ#(プロフ) - あああぁあぁ!!!ヤバい!!ホント!!幸せです!!!ありがとうございます!! (2018年2月13日 22時) (レス) id: 5ecfae98fb (このIDを非表示/違反報告)
あゆみ(プロフ) - #ゆきおじ#さん» コメントありがとうございます！嬉しいです！！頑張りますっ！ (2017年12月29日 22時) (レス) id: ca4637bf7d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あゆみ
| 作成日時：2017年11月26日 13時
