五十六． ページ10
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彼は、仲間に取り憑かれてるんだよ
大切な仲間の死に
優｢………一体どういう事だ｣
フェ｢八年前____________…彼には大切な仲間がいた
命を共にする仲間だ 確か……名は
柊 深夜
五士 典人
十条 美十
花依 小百合
雪見 時雨
だが みんな 死んだ
その話に目が点になり
青ざめる
シノア｢ぇ……ちょ…ちょっと待ってください…
そんなはず｣
フェ｢いや死んだ で蘇生された、けれど｣
この世界での生命の蘇生は許されていない
心の狭い神はお怒りだ
代償は大きい 物凄く
フェ｢一体何が起きたと思う？｣
世界中の人間がウィルスで死んだ
一瀬グレンはずっと
その罪と罰に独り取り憑かれている
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シノア｢そんな事が………有り得ない｣
三葉｢…つ、つまり中佐のせいで世界は滅びたと？｣
フェ｢半分はね………確かそこの君の姉かな｣
吸血鬼はシノアを指で刺した
シノア｢私ですか？｣
フェ｢君のお姉さん、死んだ筈なのに生きていた｣
与一｢…あ｣
フェ｢彼女が何故生きてるのか僕にもよく分からないけど、柊Aも禁忌の罰に縛られている｣
シノア｢Aお姉様が…？！｣
フェ｢八年前、別の計画を仕組んでいたのが彼女｣
三葉｢一体……何の罰に縛られて…｣
フェ｢それは…___________｣
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｢永遠に永劫に………………｣
フェ｢…_______________ｯ?!｣
ﾄﾞｫｫｫｫｫｫﾝﾝﾝｯｯｯｯ
クローリー｢うわっ…！｣
空から舞い降りた鍵を握る者が現れた
大地は大きく揺れ
地面は数十kmも凹んだ
片手でバスを止め、窓越しに現れたのは
フェ｢…__________うっそーん｣
『やっと見つけたぞ…_______このお喋り吸血鬼』
白銀の髪
透き通る青色の瞳
美しき者
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作者名：あゆみ
| 作成日時：2018年4月11日 21時
