柊家のもう一人の天才長女【弍】 (ページ50)

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九十七．ページ50

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機械音が鳴り止まない

研究員も切羽詰まり慌てる

研究員｢急げ吸血鬼化が始まる！鬼呪の暴走薬をもっと入れろ！｣

シノア｢…………｣

すると不可侵である場所に悠長に足を運ぶ吸血鬼

フェリド｢僕なら止める方法知ってるけど？｣

研究員｢……吸血鬼……本当か？｣

クローリー｢何か胡散臭いけどねぇ｣

フェリド｢殺せばいいのさ！

人が吸血鬼化になる前に_______________……｣

フェリドは剣を抜き横倒れるシノアに大きく振る

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その瞬間鬼呪でも無い攻撃で

フェリドは吹き飛ばされる

『困るのよ勝手に殺されたら』

クローリー｢フェリド君態と食らったな｣

フェリド｢酷いよAちゃん、首が曲がったよ｣

骨の音を鳴らし頭を元の位置に戻す

研究員｢っA様！暴走薬が一向に効きません｣

『お前達は此処から消え失せろ死にたくなければ』

顔を真っ青にして部屋を次々と出る

フェリド｢この施設吹き飛ばす気なのかなぁ？｣

『お前達が危害を加えたせいで、奴が目覚めた』

吸血鬼ならすぐ様感じる真祖の気配

シノアの体はゆっくり起き上がり

目に見えない速さで攻撃が当たる

フェリド｢これはこれはやばばばい｣

クローリー｢拙いでしょって……や｣

凄まじい速さでクローリーの頭は吹き飛ばされる

『貴様は真祖か_______________……？』

シノア｢だったら？｣

フェリド｢目的は何ですか？｣

シノア｢目的とは？｣

フェリド｢全てですよ滅亡した世界……不毛に争う人間、そして体、首を真っ二つにされても死ねない体｣

クローリー｢よいしょ、あー痛い｣

フェリド｢皆貴方から始まった、貴方のせいで僕らは皆は呪われたその目的を聞きたい｣

シノア｢聞いてどうする？そして君を不死にしたのは私じゃない｣

フェリド｢僕の父を呪ったろその影響で今がある｣

シノア｢ふぅん君の父は誰？｣

フェリド｢リーグ・スタフォード｣

シノア｢じゃぁ彼がこの人間の組織を作ったのかなぁ_______________……あ｣

咄嗟にシノアの首を絞める彼女

『失せろ』